俳優の瀬戸利樹が、日本テレビ系ドラマ『偽装不倫』(7月スタート、毎週水曜22:00~)に出演することが29日、明らかになった。仲間由紀恵と禁断の恋を演じる。

『偽装不倫』に出演する瀬戸利樹=日本テレビ提供

「LINEマンガ」で掲載中の東村アキコ氏の同名新作マンガが原作のこのドラマは、32歳独身、彼氏なしのおひとり様女子・濱鐘子(杏)が、一人旅に出かけた飛行機の中で年下のイケメン・伴野丈(宮沢氷魚)と出会い、「既婚者」とウソをついたことから始まる純愛ラブストーリー。

瀬戸が演じるのは、そんな鐘子の姉・吉沢葉子(仲間)が不倫の恋に落ちてしまう天真爛漫な年下男のプロボクサー・八神風太だ。風太役には100人近い候補からオーディションで選出。

瀬戸は、原作通り髪をピンクに染め、実際にボクシングジムに通って体作りにも余念がないそうで、加藤正俊プロデューサーは「初めて会った時に、『いた!』と直感しました。彼が見せる自然な笑顔に、きっと多くの人が癒やされると思います」と太鼓判を押す。

決まった瞬間は「取材の休憩時間に、マネージャーさんにさらっと決まったことを聞き、信じられずに『本当ですか!?』と子供のようにはしゃいで喜びました」という瀬戸。ピンクに髪を染めた自身を見て「違和感はありますね(笑)。今後また同じ色に染めることがあるか分からないので、今はこの色を楽しみたいです。周りの皆さんは似合っていると温かく言ってくださっているので、自信を持って演じようと思っています」と意気込む。

ボクシングについては「ミット打ちや、スパーリングを練習しています。まだ怖くて、目を閉じてしまったりするのですが、視聴者の皆さんにボクサーとして見ていただけるように、乗り越えていきたいと思っています」とコメント。仲間とは初共演だが、「上品で知的で、本当に素敵な大先輩というイメージでした。撮影に入ると、本当は自分から話しかけないといけないのですが、仲間さんの方からコミュニケーションを取ってくださって、とてもお芝居しやすい状況を作ってくださっています」と印象を語っている。

ほかにも、共演者を発表。葉子の夫の商社マン・吉沢賢治役を谷原章介、丈の姉・灯里役をMEGUMI、鐘子の親友の派遣社員・山田まさ子役を田中道子、灯里が演じるスペイン料理屋のアルバイト・高野恵梨香役を夏子、鐘子と葉子の父・幸一役を伊沢弘、母・みき子役を朝加真由美が演じる。