秋田県とJR東日本秋田支社は、男鹿線で10月12・13日にSLを運行する。両者は相互に連携し、秋以降にさまざまなプロモーションを展開する予定。秋田ならではの観光素材の掘り起こしと情報発信などにより、秋田への観光誘客に取り組んでいく。

  • SL運行イメージ。写真は2012年に秋田県内を走行したときのもの(JR東日本秋田支社提供)

取組みの目玉として、ユネスコ無形文化遺産「来訪神 : 仮面・仮装の神々」として登録された「男鹿のナマハゲ」などで注目を集める男鹿エリアにおいて、伝統芸能の祭典「新・秋田 の行事 in 男鹿 2019」の開催に合わせてSL運行を実施する。運行区間は男鹿駅から秋田駅まで(男鹿線・奥羽本線)。観光プロモーションやSL運行の具体的な内容は決まり次第、別途発表される。

なお、男鹿市観光協会、男鹿遊覧透視船、男鹿市、JR東日本秋田支社により、男鹿駅の観光拠点化を推進するとともに、男鹿半島における新たな観光コンテンツの展開による観光のさらなる活性化を図るため、男鹿半島観光遊覧船「シーバード」を新たに運航することも発表された。