俳優の唐沢寿明がこのほど、日本テレビ系ドラマ『ボイス 110緊急指令室』(7月スタート、毎週土曜22:00~)のクランクインを迎えた。

  • 『ボイス 110緊急指令室』の撮影に臨む唐沢寿明(右)=日本テレビ提供

警察の緊急指令室が舞台の同ドラマ。唐沢は、勘と行動力で突き進むスゴ腕刑事で、猟奇殺人犯に妻を殺されて犯人への復しゅうに燃える男・樋口彰吾を演じる。

「ハマの狂犬」の異名をとる敏腕刑事・樋口を演じるため、唐沢は無精ひげを生やした姿で撮影現場に現れ、初日からハードなアクションを披露。最初の撮影現場は横浜の夜の港で、樋口が同僚と張り込んでいると、強盗殺人犯たちが現れ、格闘の末に取り押さえるシーンだ。

「撮影に向けて、体づくりはずっとやっていました」という言葉通り、キレのあるアクションを披露する唐沢。アクション監督の指導の下、何度も入念に動きを確認した。

犯人役の屈強な男たちを相手に、海上で壮絶な大捕物を演じる場面も。撮影は深夜にまで及び、唐沢は「初日からかなり激しいシーンでしたね(笑)」と苦笑いだ。

撮影を終えた唐沢は「アクションチームは以前にも一緒に仕事をしたことがあるチームだったけど、今日はさらに激しいアクションだった」と、手応えを感じている様子。今後のアクションにも自信を覗かせていた。