女優の上野樹里と俳優の時任三郎がこのほど、フジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』(7月8日スタート、毎週月曜21:00~)のクランクインを迎えた。

  • 時任三郎(左)と上野樹里=フジテレビ提供

上野演じる新米法医学者・万木朝顔が解剖で、時任演じる父であるベテラン刑事・万木平が捜査で、遺体の謎を解き明かしていく同ドラマ。上野と時任は、NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(11年)で、浅井家の父娘という間柄を演じたが、当時2人の共演シーンはなく、今作が実質、初共演となる。

最初の撮影は三陸鉄道を舞台に、電車に乗って東北の海を望む、とある駅へ降り立つシーン。スタッフの「クランクインです!」という掛け声と拍手とともに、上野は笑顔で「よろしくお願いします!」とあいさつし、時任は上野に柔らかい微笑みを向けた。

そんな和やかな雰囲気の中で撮影がスタート。セリフではなく、表情で心のヒダを表現する難しい場面ながら、クランクイン前に何度もリハーサルを重ねたことで、自然な父娘の姿に。埋めようのない悲しみを抱えながらも、お互いを思い合う父娘の姿に、思わず目頭を熱くするスタッフもいた。

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