JR東日本は8日、上越新幹線の速度向上に取り組むと発表した。上越新幹線の車両をE7系に統一し、大宮~新潟間の最高速度を現行の240km/hから275km/hとする。今年5月中旬から、騒音対策などの必要な地上設備の測量および工事に着手するという。

  • 上越新幹線を走行するE7系。期間限定で朱鷺(とき)色のラインとシンボルマークがデザインされている

上越新幹線のE7系は今年3月のダイヤ改正に合わせて運行開始。今後もE7系を順次投入してE4系を置き換え、2020年度末までに上越新幹線はE7系・E2系での運用となる。今回、上越新幹線のサービス向上を目的に、2022年度末(予定)までに上越新幹線の全列車をE7系に統一し、所要時間短縮に向けた速度向上に取り組むことが発表された。

大宮~新潟間は現在、最高速度240km/h、最速1時間14分とされている。同区間の速度向上により、最高速度275km/hとすることで、上越新幹線で最大7分程度、大宮~高崎間を走行する北陸新幹線も最大2分程度の時間短縮が見込まれるという。これとは別に、上野~大宮間も昨年から所要時間短縮に向けた工事に着手しており、最大1分程度の時間短縮を見込んでいる。

地上設備の測量および工事の期間は2019年5月中旬からおおむね4年程度を予定し、地上設備工事では吸音板設置(計約7km)や防音壁かさ上げ(計約12km)などを行う。上越新幹線の速度向上の具体的な時期やダイヤ等は決まり次第、改めて発表する。