『映画 賭ケグルイ』(5月3日公開)の完成披露試写会イベントが11日に都内で行われ、浜辺美波、高杉真宙、森川葵、矢本悠馬、池田エライザ、宮沢氷魚、福原遥、伊藤万理華、松田るか、中村ゆりか、三戸なつめ、柳美稀、小野寺晃良、英勉監督が登場した。

  • 前列左から英勉監督、矢本悠馬、森川葵、浜辺美波、高杉真宙、松田るか、三戸なつめ。後列左から小野寺晃良、伊藤万理華、福原遥、宮沢氷魚、池田エライザ、中村ゆりか、柳美稀。

同作は河本ほむら・尚村透による人気同名コミックを実写化。ドラマのSeason1、Season2を経て、オリジナルストーリーでの映画化となる。ギャンブルの強さが自身の階級を決める私立百花王学園を舞台に、謎多きJKギャンブラー・蛇喰夢子(浜辺)と、生徒会長・桃喰綺羅莉(池田)の対決が望まれる中、学園内では“非ギャンブル、生徒会への不服従”を掲げる白装束集団・ヴィレッジが台頭。ヴィレッジ解体と夢子潰しを企む生徒会は、全校生徒をタッグで強制参加させる「生徒代表指名選挙」の開催を宣言する。

英監督は、最初の挨拶から「Season3、映画第2弾、ドーン!」とジョークを飛ばし、驚くキャスト陣に「嘘だよ! 嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘!!」とすぐに撤回。しかし「映画にみんながたくさん来てくれれば、本当に起こるかもしれない。あと10年やりますから、これ」と宣言し、再びキャスト陣を驚かせた。池田が矢本に「10年後、何歳?」と聞くと、矢本は「俺? 40だよ。大丈夫すかね?」と答え、周囲は爆笑。1月に結婚を発表した矢本は「俺、ガキ生まれんすよ。ガキに『父ちゃん、何歳?』って」と苦笑したが、会場からはあたたかい拍手が起こっていた。

また、作品にちなんで行われた、キャストの中で「勝負強いのは誰?」という質問には、浜辺と森川の2人に人気が集まる。2人の間でも互いを指していたが、森川は浜辺について「お芝居を一緒にしてて、周りが賭け狂ってどんな芝居しても、全部綺麗に持ってくから、他にもきれいにもってきそう」と理由を明かす。一方、浜辺は「やっぱり、ここのコンビですね」と嬉しそうにしながら、森川について「本番でぶっこむ度合いがすごい。知らないところでカメラ目線してたりとか、本番でしかやらないのに、全部一発で決めてく感じがかっこいい」と絶賛した。

森川を指した高杉は「突然何かをする、というのは、僕もあまりないので、そのかっこよさがある」と浜辺に同意。浜辺についても「賭け狂うシーンのみんなの雰囲気、空気感を持ってく感じ、近くでも離れていても鳥肌が立つんですよ。それが勝負強さかな」と表した。

さらに池田は「じゃんけんに負けるイメージがない。想像がつかない。にこにこしながら勝ち続けていくようなイメージ」と浜辺を指名。松田から「今勝負してみたら?」と言われ、急遽2人でじゃんけんをすることに。しかし、いざじゃんけんをすると、一瞬で勝負がつき、池田の勝利。衝撃の結果に観客がざわつく中、池田は「強いんです」と謝っていた。