きょう9日に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、北海道・北星学園余市高校の教師に密着する。

  • 『セブンルール』の密着を受ける本間涼子さん=カンテレ提供

さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回の主人公は、全国の高校中退者や不登校者など様々な事情を抱える生徒を受け入れる北星学園余市高校の教師・本間涼子さん(38)だ。

生徒1人1人と、正面から本気で向き合い、やんちゃな生徒たちから「北海道一自分を貫いている女」「最初は『何やコイツ』と思ったけど、今はめっちゃ好きっす」と、絶大な信頼を寄せられている彼女は、兵庫県出身で、今もコテコテの関西弁。幼い頃に両親の離婚を経験し、「親に迷惑をかけないように選んだ学費の高くない進学先が、たまたま教員養成の学校だった」と話す。

先生になりたいと思ったことはなかったというが、22歳で地元にある私立の小学校で教師生活を始めた。その後、余市高校の存在を知り、1人1人の生徒とまっすぐ向き合える環境に惹かれ、24歳で地元を離れてこの学校に入る。

カメラを通して見えてくるのは、不器用な生徒と衝突しながらも、その生徒自身が納得するまでとことん寄り添う本間さんの姿。こうした彼女に対し、生徒たちは、時には恥ずかしがりながら、そして時にはちょっかいを出しながらも慕う。

本間さんは「学校は失敗が許される場所。その失敗をどう乗り越えるか練習する場所が学校」だというが、毎年やってくる卒業式、巣立ちの時を迎えた生徒たちを前に思うことは…。

VTRを通して描かれている、生徒と真摯(しんし)に向き合う本間の姿に、感銘を受けた様子のスタジオメンバーたち。とりわけ、若林正恭は感心しながら「来週も同じVTRが見たい!」と話す。そんな中、スタジオのトークは“恩師”の話題に。真面目に学校に通っていなかったという若林は「話を聞いてくれる恩師は1人しかいなかった」と語る。その恩師から言われた、今でも忘れられない一言とは…。