俳優の松坂桃李が8日、都内で行われた主演ドラマ『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系 16日スタート、毎週火曜21:00~ ※初回20分拡大)の制作発表会見に出席し、初恋の思い出を語った。

松坂桃李

松坂桃李

このドラマは、生涯一人で生きていくと決めていた車いすに乗った建築士・鮎川樹(松坂)が、高校の同級生・川奈つぐみ(山本美月)と再会し、心を通わせていくことで生き方が変化していくラブストーリー。

物語にちなんで初恋の思い出を聞かれると、「中学2年のときでしたね。自分が告白をしてOKをいただいて付き合ったら、その中学のヤンキーの頭をはっていた先輩が急に出てきて、『お前、俺の女に手を出してるらしいな』って。どうやらその子はまだちゃんとお別れしていなかったみたいで。8人くらいに囲まれて、これは勝てないよーって」と苦い思い出を告白。当時の彼女と再会したらどうするか聞かれると、「笑いながら昔話をするんじゃないですか」と答えた。

松坂が連ドラで純粋なラブストーリーに挑戦するのは今回が初めて。その心境を聞かれると、「この辺(胸)がずっともぞもぞ、こそばゆいというか、台本読んでいても『うわ』『キャッ』と…」と照れ笑い。車いすに乗る役も初挑戦となり、「今まで生活していた目線とはまったく違っていて、雨の日とか坂道でブレーキがきかなくてすごい怖いなと思ったし、まっすぐのつもりが少しずつそれていったり、撮影で気付かされることが多いです」と話した。

会見には、松坂のほか、山本美月、瀬戸康史、中村ゆり、松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)、木村祐一、麻生祐未、松重豊、プロデューサーの河西秀幸氏が出席した。

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