テレビ朝日系特番『池上彰の昭和と平成の変化 実は知らない…平成30年はこんな時代だった』が、6日(18:56~21:54)に放送される。

  • 左から宇賀なつみ、池上彰 -テレビ朝日提供

平成は昭和と比べてどんな時代だったのか。そして、平成後のこれからはどうなっていくのか。「現在の"常識"が平成に起きたあることがきっかけだった」など、平成という時代がもたらした変化を検証しつつ、生活をどう変えてきたのか、そしてこれからどう変わっていくのか、池上解説で徹底的に掘り下げていく。

池上氏はスペシャルの特色について、「今回はスタッフと相談して、この事件があったからこの後こう変わったんだ、こういうことがあったから日本が決断をした、など、私たちが今普通に思っていることも実は平成の間に起きたことによって変わってきたんだ、ということを改めて見直してみよう、と思いました」と明かす。

そして「それが番組の持ち味の1つだと思います。今起きていることがニュースになるわけですが、それがニュースになる少し前に遡って検証する、ということですね」と説明した。

また、平成が終わり、新たな時代“令和”を迎えることについては「元号が変わるからといって世界が変わるわけではない」と言いつつも、「平成になる時、東西冷戦が終わり、日本ではバブルが弾けた。金融機関が次々にダメになったり、阪神・淡路大震災、東日本大震災といった災害も発生するなど、非常に暗い、激動の時代でした。だからこそ元号が変わることによってリセットされるのではないか、次はもう少しいい時代になるのではないか、という期待が高まっているということでもあるのだと思います」と思いを語った。

番組の見どころを「視聴者のそれぞれの世代、年代で受け止め方が違うと思います。昭和のことを知っている方は、『そうそう、これは平成になってからだ』という新たな発見もあるでしょう。若い人たちは『え?昔はそうだったの?』みたいなこともあるでしょう。銀行が護送船団方式でどの銀行の金利も同じだった、なんていう事実に若い人は驚かれるのではないでしょうか。ご家族でご覧になると、それぞれの世代の方の反応を見ることで新たな発見もあると思います」と話した。

同番組では池上彰氏がニュース解説、宇賀なつみアナウンサーが進行役を務めるほか、平泉成、北村晴男、菊池桃子、遠藤章造(ココリコ)、ビビる大木、安めぐみ、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、伊藤萌々香がゲスト出演する。