俳優の黒羽麻璃央が、きょう6日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(毎週水曜22:00~)で、MC・梅沢富美男との意外な関係を語る。

  • 梅沢富美男(左)と黒羽麻璃央=フジテレビ提供

「2.5次元ミュージカル」などで活躍中の黒羽が、実は祖母と梅沢の伯母が古くからの友人だという。そして、そういった縁を通じて梅沢家から着物を譲り受けた黒羽家に生まれた子供たちは、代々お宮参りのときにその衣装を着ており、黒羽もその1人。「もう、黒羽家の子供たちは全員それを着て…」という黒羽とすっかり意気投合した梅沢だが、「ファンからはどれくらいのプレゼントされているのか?」など、その人気ぶりについて容赦なく迫っていく。

黒羽は、これが梅沢と初対面。収録を終え「OAを見た親族が喜ぶ姿が目に浮かびます(笑)。今回の出演に際して、スタジオで披露するための、ぼくの小さい頃の写真などが必要だったので、親に連絡したのですが…その時点で声のトーンもなんだかいつもと違って、すでにそわそわしてしまっていました(笑)」という。また、「収録前、楽屋へごあいさつに伺うまでは緊張していたのですが、実際お目にかかると、すごく気さくに接してくださって…とにかく懐の深い方だなとあらためて感じました」と印象を語った。

仙台出身の黒羽だが、東日本大震災が発生した3月11日を前にして思うことを聞くと、「当時ぼくはまだ高校生だったのですが、自宅も、幸い全壊とまではいかなかったのですが、けっこうダメージを受けました。また、寒い中5時間並んで、家族分のカップラーメンを3個買って、それを持って帰る時も透明のビニール袋だと危険だからと、中身が見えないように紙袋に入れたり…いろいろときつい経験でしたが、一方で、1カ月近くお風呂にも入れなかった間、近くの美容室が“おひとり様1日1回”無料でシャンプーをしてくれたり、友達と一緒に遠くまで食料を探しに行ったりなど、みんなで助け合いながら生きるということ学びました」と回想。

「亡くなられた方々もいっぱいいらっしゃるので、どういう表現が良いのか難しいのですが、震災を通じて、家族や友達との絆が深まったという意味では、ぼく個人としては、普通の高校生ができないような経験をできたのかなと感じています。(先日就任した)“(みやぎ)絆大使”には、香川真司さんなど、そうそうたるメンバーの方々と一緒に就任させていただいたのですが、とにかく地元に貢献して、町を元気にしていきたいですね。就任式というものはなかったのですが、先日仕事で仙台に帰ったときに、宮城県知事さんからのお手紙をいただきました。あらためてとても身が引き締まる思いです」と話している。

今夜の放送では、移住したい街ナンバーワンといわれる福岡県北九州市を調査。前回の番組出演時に“天然キャラ”が爆発した俳優の村上弘明が、泊まり込みでレポートする。

(C)フジテレビ