女優の天海祐希が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『緊急取調室』第3シーズン(毎週木曜21:00~)が、4月からスタートすることが6日、明らかになった。

  • 天海祐希 -テレビ朝日提供

同ドラマでは、天海演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げていくもの。2014年1月期に第1シーズン、2015年9月27日にスペシャルドラマ、2017年4月期に第2シーズンが放送された。

天海は「個人的にこれまでは出演ドラマの長期シリーズ化を避けてきたこともあって、第3シーズン目に突入するのは私にとって初めての体験なんです! 緊張や責任も感じますし、どうなるのかなぁ…という思いもありますが、また気心知れた共演者やスタッフの皆さんとご一緒できることが楽しみで仕方ありません」と語る。

また、前作まで出演していた故・大杉漣さんへの思いを聞かれた天海は「亡くなったという実感が今も本当に湧かなくて…。漣さんからは言葉や姿勢を通し、人間として、役者として大事なことを教えていただきました」と振り返る。さらに涙を浮かべながら、「本当にプライベートのことまで、いろいろお話できた方でしたし、ずっとずっと漣さんは一緒にいてくださると思っています」と、思いを馳せた。

そして「『漣さんだったら、きっとこう言ってくれただろうな。こうされただろうな』と思うことを、きちんとやっていきたいと思います」と意気込んだ。

同局の三輪祐見子ゼネラルプロデューサーは「今シーズンは、一層手強くなった真犯人を前に、これまでの手ぬるいやり方を改め、キントリメンバーがクビ覚悟の緊迫した心理戦を仕掛けていきます」と述べ、「キャストスタッフ一同、皆さまのご期待に応えるべく、前回以上の緊張感で準備中です。ぜひお楽しみに」と呼びかけていた。