俳優の徳重聡が、フジテレビ系ドラマ『トレース~科捜研の男~』(毎週月曜21:00~)で、18日放送の第7話に登場する。徳重は、月9初出演となる。

  • 『トレース~科捜研の男~』に出演する徳重聡=フジテレビ提供

錦戸亮演じる科捜研法医研究員・真野が、真実のかけらから、亡くなった被害者の想いや無念を明らかにしていく同作。徳重が演じるのは、東京都議会議員の伊集院和明で、好感度抜群の伊集院だが、実は、パワハラ疑惑があるなど裏の顔を持つという「今までで一番の悪役」(徳重)だ。

昨年10月期のドラマ『下町ロケット』(TBS系)では、黒縁メガネをかけて七三分けという風貌で、癖のある“嫌味”なエンジニアを演じて大きな注目を集めた徳重。劇中では、船越英一郎から「ゲス野郎」と言われるが、「そういう人間を月9で演じるとは思っていなかったので、月9と言われるととても違和感がありますね」と苦笑いする。

監督からは「完全に振り切って、悪役をやり切ってください」と言われたそう。「今までで一番の悪役を演じているので楽しみにしてほしい」といい、今後も「いろいろな悪役を全部やってみたい」と意欲を示した。

草ヶ谷大輔プロデューサーは「クリーンなイメージの徳重さんの化けの皮を思いっきり剥(は)がしていきたいと思います(笑)。徳重さんの勇気ある怪演にご期待ください」と話している。