西武鉄道が3月16日にダイヤ改正を実施する。池袋線・西武秩父線では新型特急車両001系「Laview(ラビュー)」がデビューするほか、特急列車など増発。新宿線・拝島線でも特急列車や「拝島ライナー」が増発される。

  • 西武鉄道40000系を使用する有料座席指定列車「拝島ライナー」。ダイヤ改正後は平日・土休日夕方に1本増発される

池袋線は日中時間帯の一般電車の運行形態を見直し

池袋線・西武秩父線の特急「ちちぶ」「むさし」はダイヤ改正後、土休日の下り5本・上り5本、平日の下り5本・上り6本を新型特急車両「ラビュー」で運転するほか、平日に池袋駅16時0分発の特急「むさし」を増発。平日の池袋駅では、15時30分から0時まで30分間隔で特急列車が発車するダイヤとなる。平日の野球開催日に運転される臨時特急「スタジアムエクスプレス」も運転時刻を変更。土休日の池袋駅20時0分発以降の下り特急列車は、所沢駅での一般電車との接続が改善され、同一ホームで待ち時間なく乗換え可能に。西所沢・小手指方面の利便性・速達性が向上するという。

平日・土休日の日中時間帯、池袋線の一般電車は運行形態が見直され、下り急行・快速急行(Fライナー)はすべて石神井公園駅で各駅停車に接続。大泉学園・保谷方面の速達性が向上する。練馬駅まで先着する下り各駅停車を毎時1本増やし、池袋駅から江古田・桜台・練馬方面の速達性向上も図る。

所沢駅を平日16時台以降に発車する飯能行はすべて10両編成に。土休日朝に飯能発の上り準急を1本増発するほか、土休日夜間には小手指駅21時台以降の下り飯能行を3本増発、池袋駅23時台の快速1本を急行に格上げし、急行・快速・準急の運転間隔を見直すなど、利便性・速達性向上が図られる。狭山線では土休日の夕夜間、線内折返し電車および池袋線との直通電車を増発する。

なお、有料座席指定列車「S-TRAIN」は平日朝ラッシュ後に所沢発豊洲行が1本増発される一方、平日夕夜間の所沢発豊洲行は運転取りやめとなる。ダイヤ改正後、平日夕夜間に豊洲発所沢行で運転される「S-TRAIN」はすべて保谷駅・所沢駅で一般電車との接続が図られる。

人気の「拝島ライナー」平日・土休日17時台に1本増発

新宿線では土休日夜間に特急「小江戸」を上下各1本増発。西武新宿駅では16時30分から23時まで、特急列車が30分間隔で発車するダイヤとなる。

西武新宿発拝島行の有料座席指定列車「拝島ライナー」は、平日・土休日ともに人気が高いことから、18時台以降に運転される現行の下り5本に加え、17時台に下り1本を増発。17~22時台にかけて西武新宿駅を毎時15分発、高田馬場駅を毎時18分発で運転する(拝島駅到着時刻は平日が18時3分、土休日が17時59分)。萩山駅での「拝島ライナー」から多摩湖線(国分寺・西武遊園地方面)への乗換え時間も最大約10分短縮され、平日は3~7分、土休日は2~4分で乗換え可能となり、利便性が向上する。

平日・土休日の夕夜間、新宿線・拝島線では準急の一部列車を急行に格上げするなど、速達性を考慮した運行形態の見直しを行う。平日17~18時台、中井駅で2本の通過電車を待つ各駅停車の本数を一部削減し、新井薬師前~都立家政間各駅への速達性向上も図る。

平日朝の通勤通学時間帯には、一部列車で運転時間および停車時間を見直し、遅延防止に努める。土休日の日中時間帯に運転される優等電車はすべて10両編成に。土休日夜間の拝島発小平行の終電車は小平駅で西武新宿行の終電車に接続し、これにより拝島~武蔵砂川間各駅から西武新宿方面の終電車が繰り下げられ、利便性が向上する。

国分寺線は東村山駅付近連続立体交差事業の進捗に合わせ、新宿線との直通運転を休止。西武園駅への一部電車を除き、国分寺~東村山間の折返し運転となる。多摩湖線は平日・土休日の夕夜間、国分寺~西武遊園地間の直通運転を増発し、運転間隔の平準化を図る。その他、多摩川線では15年ぶりというダイヤ改正が実施され、白糸台発武蔵境行の初電車を19分繰り上げ、武蔵境発是政行の終電車を12分繰り下げる。山口線でも池袋線・新宿線のダイヤ改正に合わせ、運転時刻が変更される。