京都鉄道博物館は21日、タカラトミーの鉄道玩具「プラレール」が発売60周年を迎えることを記念したコラボイベントとして、「プラレール60周年SLスチーム号」の運行や、企画展「おかげさまで60年まるごとプラレール展」を開催すると発表した。

  • 「プラレール60周年SLスチーム号」走行開幕式のイメージ

「プラレール60周年SLスチーム号」では、本物の蒸気機関車が牽引する客車に乗車できる体験展示「SLスチーム号」が「プラレール」60周年を記念したオリジナルヘッドマークを付けて運行。のりばが「きょうとてつはく プラレール駅」に変身し、「プラレール」の人気キャラクター「てっちゃん」の声が出迎えるなど、楽しいしかけも用意される。運行期間は3月23日から5月7日まで。各日とも11~16時の間、おおむね30~60分に1本運行する。乗車料金は大人(高校生以上)300円・こども(3歳~中学生)100円。

運行初日の3月23日、地元のこどもたちを招待し、10時15分頃から11時頃まで「プラレール60周年SLスチーム号」走行開幕式を開催。線路の一部に「プラレール」を模した巨大な「青いレール」が敷かれ(走行開幕式開催時間中のみ)、本物の蒸気機関車が「プラレール」になったかのような光景を楽しめるとのこと。

  • 企画展「おかげさまで60年まるごとプラレール展」も開催

企画展「おかげさまで60年まるごとプラレール展」は3月9日から5月7日まで開催。「プラレール」60年の歴史を鉄道の歴史とともに振り返る。初代「プラレール」や平成期に話題になった車両を中心に約50点の「プラレール」を展示するほか、巨大な「プラレール」ジオラマの展示も行われる。