NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(毎週日曜20:00~)の第3回「冒険世界」が20日に放送され、平均視聴率が13.2%だったことが21日、わかった。第1回は15.5%、第2回は12.0%となっており、第3回で1.2ポイント上昇した(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』

『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』第3回視聴率は13.2%

宮藤官九郎がオリジナル脚本を手掛ける『いだてん』は、日本が初参加した1912年のストックホルム五輪から1964年の東京五輪までの“知られざるオリンピックの歴史”を描く物語。中村勘九郎と阿部サダヲがリレー形式で主演を務め、中村は日本初のオリンピック選手・金栗四三、阿部は日本にオリンピックを呼んだ男・田畑政治を演じる。

第3回では、家族の期待を一身に背負って上京した四三(中村勘九郎)だったが、東京高等師範学校での寮生活になじめない。夏休みの帰省では、スヤ(綾瀬はるか)の見合いがあると聞かされる。傷心で東京に戻った四三は偶然、三島弥彦(生田斗真)ら天狗倶楽部による奇妙な運動会を目にする。マラソンとの運命の出会いだった。一方、浅草の不良青年、美濃部孝蔵(森山未來)も落語にのめり込もうとしていた。のちの大名人、古今亭志ん生への第一歩が踏み出される・・・といった展開だった。