南海電気鉄道と台湾鉄路管理局(台鉄)は15日、台鉄の電気機関車E200型2両に、南海電鉄の特急「ラピート」のカラーリングに合わせた「ラピートブルー」(ブルーマイカ)の塗装と、イラストなどの特別ラッピングを施し、同日から運行開始したと発表した。

  • 塗装・特別ラッピング実施後

  • 塗装・特別ラッピング実施前

この企画は台湾・日本の友好を深めるとともに、台湾における特急「ラピート」と大阪の観光名所の認知度を高め、訪日旅行のさらなる促進を目的に実施される。運行開始を記念し、1月14日に台鉄の樹林駅で発表会も実施された。

台鉄における「ラピートブルー」の塗装と特別ラッピングを施した電気機関車E200型(2両)の運行は1月15日から7月13日までを予定しており、台鉄の「莒光号」(急行列車)として、おもに七堵~潮州間で運行されるとのこと。

  • 特別ラッピング車両デザイン(1両目)

  • 特別ラッピング車両デザイン(2両目)

デザインは「ラピート」のカラーリングに合わせた「ラピートブルー」(ブルーマイカ)の塗装と、「ラピート」をデザインしたイラストなどの特別ラッピングを施している。1両目は台北など先進的な街並みに合うようにシンプルなデザインと文字で大阪と「ラピート」を表し、2両目は車体に大阪らしいにぎやかなイメージをデザインし、「ラピート」や関空戦士ラピートルジャーも描かれた。