南海電気鉄道はこのほど、「めでたいでんしゃ さち」(女の子)・「めでたいでんしゃ かい」(男の子)の結婚を祝う「めでたいウエディング」にて掲出する結婚記念ヘッドマークの詳細を発表した。結婚を祝して指輪をデザインし、「めでたいウエディング」開催日の11月23日から掲出される。

  • 「めでたいでんしゃ さち」掲出用のヘッドマークデザイン

  • 「めでたいでんしゃ かい」掲出用のヘッドマークデザイン

同社は2014年11月から、加太観光協会および磯の浦観光協会と共同で「加太さかな線プロジェクト」を推進しており、プロジェクトの一環で運行している「めでたいでんしゃ さち」(女の子)と「めでたいでんしゃ かい」(男の子)が11月23日に結婚する予定となっている。

結婚を祝う「めでたいウエディング」は11月23日の10時50分から11時30分まで、加太駅構内を会場に開催。加太駅に留置されている「めでたいでんしゃ かい」のもとに「めでたいでんしゃ さち」が嫁ぎ、列車が加太駅でそろったタイミングで結婚式が始まる。主催者挨拶、加太小学校・西脇小学校の児童から絵画のプレゼントやオリジナルソングの合唱、くす玉開き、式典出席者による鏡開きなどが行われ、嫁入り列車の「めでたいでんしゃ さち」が加太駅を出発して終了となる。

結婚記念ヘッドマークは、結婚式の終了後、再び加太駅に「めでたいでんしゃ さち」が戻ってきた際に掲出される。タキシードとウエディングドレスに身を包んだ加太さかな線沿線在住の夫婦が、再び加太駅に向かう「めでたいでんしゃ さち」に磯ノ浦駅から乗り込み、ヘッドマークを加太駅へ届け、加太駅でヘッドマークを受け取った係員が「さち」「かい」両列車に掲出するという。ヘッドマークは2019年2月28日まで掲出される。

なお、当日はチョークアーティストの林まき氏によるチョークアート実演をはじめ、キャンドル作家のMaiko氏らによる各種ワークショップ体験や商品販売、加太さかな線オリジナル前掛けやめでたいでんしゃグッズなどが当たる福引き、八幡前駅が最寄りの店舗「たこ笑」の秋季限定メニュー「めでたいたま線」のプレゼント(先着500名)も行われる。