JR西日本は19日、駅ホームの安全性向上に向けて、岡山駅の22・23番線ホーム、大阪駅の1・2番線ホーム、高槻駅の3・4番線ホームに可動式ホーム柵を設置すると発表した。

  • 新幹線のりばへのホーム柵設置イメージ(写真は新神戸駅)

同社は駅ホームにおける安全性向上を重要な経営課題ととらえ、ハード・ソフトの両面からさまざまな取組みを進めているところであり、その核となるハード対策としてホーム柵の整備を進めている。

岡山駅では山陽新幹線の22・23番線ホームに可動式ホーム柵を設置。柵の高さは約1.35m、最大開口は約5.7m(開閉ストローク)、柵延長は約400mとなる。使用開始時期は、22番線ホーム(博多方面)が2019年12月頃、23番線ホーム(東京方面)が2020年春頃を予定している。

  • 在来線のりばへのホーム柵設置イメージ(写真は京橋駅)

大阪駅では大阪環状線の1・2番線ホームに可動式ホーム柵を設置。柵の高さは約1.3m、最大開口は約3.5m、柵延長は約160mとなり、使用開始時期は2020年春頃を予定している。高槻駅ではJR京都線(東海道本線)の3・4番線ホームに可動式ホーム柵を設置し、柵の高さは約1.3m、最大開口は約3.3m、柵延長は約140mとなる。使用開始時期は2021年春頃を予定している。