18日(21:00~)に放送されるテレビ朝日系ドラマ『法医学教室の事件ファイル スペシャル』に出演する女優の名取裕子と俳優の宅麻伸が、初めての対談を行った。

  • 左から宅麻伸、名取裕子 -テレビ朝日提供

同シリーズは、事件被害者の最期の声に耳を傾ける法医学者・二宮早紀(名取)と、その夫で横浜東署の刑事・一馬(宅麻)が、衝突しながらも力を合わせて事件に挑んでいくもの。

92年から26年間もの間、夫婦を演じてきたことについて、名取は「父のお葬式のときは受付もやってくれて、幼なじみの同級生のような、うーん、もう"身内"のような感覚かな」と評し、宅麻は「もはや、"親戚の域"ですね(笑)。26年というと、結婚生活ならそろそろお互いが"空気"になる頃かな。でも、人間にとって絶対に必要なものだからね、空気って!」と語った。

名取は「26年も番組が続いていると視聴者の方も作品と現実がごっちゃになってしまうらしくて、宅ちゃんが私の舞台を観に来てくれたときに、見知らぬ方から『旦那さんがいらしてるわよ!』と声をかけられたことも…」と明かし、「一緒に暮らしていると思われているのかも」と笑顔を見せた。

また、本作ではアドリブのやり取りも多いといい、名取は「ラストシーンは、いつも監督から『1分40秒間、よろしくね』と言われて、2人のアドリブでやっていますね」と語る。そして宅麻が「早紀が後ろからパッと僕のお腹に手をやって、『あなた、太ったわね』って言うから、僕も手を後ろにやって『お前もな!』ってアドリブで言い合ったことがあったね(笑)」と話すと、名取は「あったね~! 監督も笑ってたよね。でもなかなか言えないことよね、人のお腹を触って、『太った』なんて」と笑った。

最新作のみどころについては、名取は「特に夫婦のあり方や、夫婦間の秘密について問題を投げかけていきます」と明かし、宅麻は「見てくださった方々が最後は『夫婦っていいな』となんとなくほっこりしていただけたらいいですね」と呼びかけていた。