「仮面ライダー」シリーズの映画最新作として、12月22日に公開される『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の本予告映像が公開された。

本予告映像では、冒頭から燃え上がる炎をバックに佇む20人の平成仮面ライダーの姿が。彼らが築き上げてきた歴史とそれを背負っていく覚悟を表す象徴的なオープニングとなっている。しかし、ウォズ(渡邊圭祐)の「仮面ライダーはテレビの中の絵空事……」という唐突なセリフから、一気に平成仮面ライダーたちが虚構の産物であることを突き付けられる。『仮面ライダージオウ』のポスターを見つめる常磐ソウゴ(奥野壮)と、仮面ライダーグッズが所狭しと並ぶ部屋で仮面ライダービルドの人形をその手で握りしめる桐生戦兎(犬飼貴丈)。さらに消えゆく仮面ライダージオウ、仮面ライダービルドを横目にスーパータイムジャッカー:ティード(大東駿介)は「平成仮面ライダーの歴史が終わりを告げる」と宣言する衝撃的な展開に……。ティードが従えるアナザーW・アナザー電王が人々に襲い掛かる中「君の心から仮面ライダーは消えてしまうのか……」と見ている者に問いかける。

平成を生き仮面ライダーを愛したすべての人たちの心に蘇る数々の思い出。人々の仮面ライダーを呼ぶ声が響き渡る中、ティードによって平成仮面ライダーの歴史は消されてしまうのか。平成最後の冬にこの時代を生きた仮面ライダーたちの最大のクライマックスが今訪れる! いざ……「変身!」。

『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』あらすじ

常磐ソウゴと桐生戦兎の世界に、異変が生じていた。まるで別人と入れ替わるように、仲間たちが次々と記憶を失っていくのだ。さらに、二人の前に現れたスーパータイムジャッカー・ティード。彼はアナザー電王とアナザーWという強力な手先を差し向け、一人の少年・シンゴを追っていた。シンゴを守る戦いの中で、ソウゴは仮面ライダー好きの青年アタルに出会う。一方ティードに単身戦いを挑んだ戦兎は、洗脳され操られてしまい…。 強大な敵を前にシンゴを救おうともがくソウゴたちだったが、そんな中アタルがある告白をする。「仮面ライダーは、現実の存在じゃない。」
彼は謎のイマジン・フータロスと密かに契約を結んでいた。その言葉の真意とは一体…?なぜ、いつから、仮面ライダーは虚構(フィクション)の存在となってしまったのか? 謎が深まって行く中、ソウゴと戦兎が追うティードの姿は、初代平成仮面ライダー誕生の地・九郎ヶ岳遺跡にあった――。
あなたの記憶に、彼らは生きているか。

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