「仮面ライダー」シリーズの映画最新作として、12月22日に公開される『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』に登場する映画オリジナルの新イマジン・フータロスの声を、俳優・滝藤賢一が演じることが明らかになった。

「イマジン」とは、『仮面ライダー電王』(2007年)に登場する未来からやってきた人類の精神体であり、憑りついた人間のイメージによって怪人としての肉体を得た姿。憑りついた人間との契約を果たすことで契約者の過去へタイムスリップし、歴史を改変するために、契約者に対し「おまえの望みを言え……」と迫る。敵だけでなく、味方のイマジンも存在し、その個性豊かなキャラクター、そして豪華声優陣がその声を演じていたことから人気を博しており、今回も新イマジン・フータロスのキャスティングに注目が集まっていた。

演じるのは、あらゆる役柄を演じ分け、変幻自在のカラーを持つ個性派俳優・滝藤賢一。ドラマ『半沢直樹』(2013年)で第68回日本放送映画藝術大賞 優秀助演男優賞を受賞して注目を浴び、2018年には映画『孤狼の血』や主演ドラマ『探偵が早すぎる』(NTV)をはじめ映画3本、ドラマ8本と数々の注目作に出演している滝藤が、遂に仮面ライダーシリーズ初出演となる。

滝藤賢一 コメント

オファーをお聞きした時に、"俳優人生22年。ついに私も仮面ライダーに!"と熱い想いが胸に込み上げました。仮面ライダーの思い出としては、『仮面ライダーゴースト』のショーを家族で見に行った時、悪者が客席から出てきて、まだ幼稚園前だった子供がビビッて、おじいちゃんの膝の上でおしっこを漏らしたことです(笑)。アフレコの中で戦うシーンは、とても難しかったですが、実際に戦われたスーツアクターの方に色々アドバイスをしていただきながら臨みました。

大森敬仁プロデュ―サー コメント

カメレオンより多くのカラーに変色できる滝藤賢一さんを、「仮面ライダー」シリーズはずっと狙ってました。一癖も二癖もあるキャラクターを演じきる魅力は、二面性を持つことが多い同シリーズのキャラクターにはきっと合うはずだからです。
今回、「もしかして滝藤さんってデビュー20周年で20作記念の映画と相性抜群なんじゃ!?」と、下心丸出してオファーさせていただいたところ、ナンと全然違っていたのですが、ナンとナンとご快諾いただきました。
「おもしろそうだから」というシンプルな理由をうかがった時は、自分の下心を恥ずかしく思いましたが、でも、この理由って演じていただく電王の怪人・イマジンたちの行動原理と一緒なんです! 何より"楽しむ"ことをアフレコルームでも表現してくださった滝藤さんのイマジン・フータロス、必見&必聴です。

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