小田急電鉄は1日、特急ロマンスカー・GSE(70000形)が2018年度グッドデザイン金賞を受賞したと発表した。

  • 小田急電鉄の特急ロマンスカー・GSE(70000形)。写真は2018年2月の試乗会にて撮影

グッドデザイン金賞は「グッドデザイン・ベスト100」の中からグッドデザイン審査委員会がとくに優れたデザインと認めたものに贈られる賞。GSEは流線型をカットした大胆なフロントデザイン、2座席1セットのシートデザイン、展望車における荷棚の撤去やピラー周りの調整による正面視野の拡張といったさまざまな工夫を通じ、 車内の快適性や眺望、開放性など「『旅』のワクワク感」が生み出される高質な仕上がりとなったことが評価された。同社車両のグッドデザイン金賞受賞は初だという。

GSEは2018年3月17日に就役し、薔薇の色を基調としたローズバーミリオンの車体が小田急沿線の風景に鮮やかに映え、優れた眺望性・快適性で利用者から好評を得ている。今回のグッドデザイン金賞受賞を記念し、GSEに記念マークを掲出して運行する予定(掲出開始日は未定)。また、11月10・11日の2日間、特急ロマンスカー車内でGSE弁当を購入した人を対象に、各日先着200名に特製ジグソーパズル(25ピース)をプレゼントする。