リビン・テクノロジーズは10月23日、「中古住宅購入時に譲れない条件」に関する調査結果を発表した。調査は9月10日~25日、同社運営の不動産サイト「スマイスター」を利用する20歳以上の男女525名を対象に、インターネットで行われた。
調査によると、「居住目的で中古住宅を購入したことがある」という人は23.0%。購入した中古住宅の種類を教えてもらったところ、65.3%が「戸建て」、34.7%が「マンション」だった。
中古住宅の購入経験者に、「購入時に最も譲れない条件」を尋ねたところ、最も多かった回答は「価格」(31.4%)だった。次いで「周辺環境」(12.4%)、「売主の信頼度」「所在地」(ともに9.9%)と続き、「教育環境」や「収納」を挙げた人はいなかった。
次に、中古住宅に住み替える前はどのような家に住んでいたのか聞いたところ、「持ち家戸建て」(34.7%)、「持ち家マンション」(16.5%)、「戸建て賃貸」(7.4%)、「賃貸アパートマンション」(25.6%)、「社宅・官舎・寮」(6.6%)、「実家」(9.1%)と、約半数の人が買い替えであることが明らかに。
そこで、買い替えの人に「買い替え前の住居はどうしたのか?」と質問すると、51.6%の人が「売却」と回答。以下、「家族が居住」(19.4%)、「賃貸として活用」「空き家として放置」(いずれも8.1%)、「親が居住」「空き家として管理」(いずれも4.8%)と続き、「その他」(3.2%)の回答の中には、「離婚後夫に譲渡」という回答も見られた。
「現在の住居の満足度」については、「とても満足」(買い替え24.2%、初買い27.1%)、「まあ満足」(同64.5%、50.9%)、「やや不満」(同11.3%、18.6%)、「とても不満」(同0%、3.4%)という結果に。全体の8割超もの人が現在の住居に満足しており、特に、初めて買った人よりも買い替えの人の方が満足度が高いことがわかった。