女優・波瑠主演の日本テレビ系『サバイバル・ウェディング』が22日に最終回を迎え、7月スタートの夏の民放連続ドラマの全話平均視聴率が出そろった。トップは、全話平均14.1%をマークした綾瀬はるか主演『義母と娘のブルース』(TBS系)で、初回からトップを走っていた上川隆也主演『遺留捜査』を抜き去った(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。
2018民放夏ドラマ全話平均視聴率ランキング
“ぎぼむす”の愛称で親しまれた『義母と娘のブルース』は初回11.5%でスタートしてから、ほぼ右肩上がりで上昇。特にラスト3話は、15.5%→17.3%→19.2%と急上昇した。8月12日時点の全平均では、『遺留捜査』12.6%、『義母と娘のブルース』12.1%と0.5ポイント差をつけられていたが、最後の追い込みで鮮やかに抜き去った。
『遺留捜査』は全平均11.8%で、2位に。初回14.7%とダントツトップのスタートを切ったが、その後は9~11%台を推移し、最終話で再び13.1%まで上昇した。
3位は、東山紀之主演の人気シリーズ『刑事7人』(全平均11.79%)。初回11.0%で発進してから最後まで2ケタをキープし、第9話で最高の13.5%をマーク。全平均が初回視聴率を上回った。
4位は山崎賢人主演『グッド・ドクター』(全平均11.2%)、5位は沢村一樹主演『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(同10.6%)と、フジテレビ制作の2作品がランクイン。フジの月9・木10枠のドラマが2枠そろって全平均2ケタをマークするのは、月9『信長協奏曲』(小栗旬主演)と木10『ディア・シスター』(石原さとみ・松下奈緒主演)が放送された2014年10月クール以来、約4年ぶりとなった。
6位は綾野剛主演『ハゲタカ』で、全平均2ケタを記録したのは、この上位6作品。前クール春ドラマの4作品から、2作品増加した。