日仏友好160年を記念し開催中の日本文化・芸術の祭典「ジャポニスム2018:響きあう魂」(以下「ジャポニスム2018」)の広報大使を務める元SMAP・香取慎吾のフランス・パリでのお披露目式と、19日より開催される海外初個展「香取慎吾 NAKAMA des ARTS」展のレセプションパーティーを兼ねたイベントが18日、パリ日本文化会館にて開催され、稲垣吾郎と草なぎ剛もパリまで応援に駆け付けた。

  • 香取慎吾のパリでの初個展に稲垣吾郎と草なぎ剛も駆けつける

    香取慎吾(中央)のパリでの初個展に稲垣吾郎(右)と草なぎ剛(左)も駆けつける

会の冒頭、「ジャポニスム2018」の事務局である安藤裕康国際交流基金理事長が「ジャポニスム2018広報大使を務めてくださった香取さんは、歌手、俳優として大活躍している著名人。美術の分野でも芸の幅を広げていて今回の個展につながりました。今日はフランスの方々に紹介したい」と開催のあいさつ。続いて、木寺昌人駐フランス大使より、「今ジャポニスムは最高潮を迎えています。すべての分野で発揮される才能に感服しました。香取さんは上手にジャポニスムの広報をしてくれると思います」と祝辞のスピーチをした。

そして香取は「本日はこんなにたくさんの人々がお越しいただき嬉しいです。ジャポニスム2018広報大使を務められて幸せです。ルーブルで人生初の個展を開催できることを皆さんに感謝しています。今、幸せがあふれています」と個展開催の喜びと、広報大使としての意気込みを語った。

スピーチの後、壇上の香取、木寺駐フランス大使、ティエリー・ダナ前駐日フランス大使、安藤理事長の4人に加え野村萬斎も登壇。野村の掛け声で鏡開きをして、香取のパリでのジャポニスム2018広報大使のお披露目と海外初個展の船出を祝った。レセプションでは香取のこれまでの活動が映像で紹介されたほか、「香取慎吾 NAKAMA des ARTS」展開催を祝し、日本酒や和食が振る舞われた。

稲垣は「ジャポニスム2018の広報大使やルーブル美術館での個展は誇りですし、こちらも緊張しています。ルーブル美術館という場所で彼の絵を見られて感激しました」と語り、草なぎは「ジャポニスム2018の広報大使就任にあやかって僕も鼻が高くなった気分です。作品は今まで見てきましたが、ここへ来るために一つ一つの制作があったのではないか」と展覧会での感想を述べた。

「香取慎吾 NAKAMA des ARTS」は、9月19日~10月3日にパリ・ルーブル美術館のシャルル5世ホールにて開催される。

  • 香取慎吾のパリでの初個展に稲垣吾郎と草なぎ剛も駆けつける
  • 香取慎吾のパリでの初個展に稲垣吾郎と草なぎ剛も駆けつける