10日に最終話を迎えた、俳優・沢村一樹主演のフジテレビ系月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』。全10話平均視聴率が10.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)と好調だったことを受け、フジ社内からも続編に期待する声が上がっている。

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(前列左から)本田翼、沢村一樹と平田満(後列)

フジの月9ドラマとして全話平均が、山下智久主演の『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(17年7月期、全話平均14.8%)以来、1年ぶりの2ケタとなった同作。“未来の犯罪を予測して捜査する”という従来の刑事ドラマにはないテーマに加え、沢村や関ジャニ∞の横山裕、本田翼らが見せる本格的なアクションシーンも話題となり、最終話放送後、SNSでは「ミハンチーム最高。続編ありますように」「続編あるといいな」と望むコメントが相次いだ。

これに呼応するように、最終話から一夜明け、フジ社内の関係者からも続編に期待する声があがった。最終話のラストシーンは、沢村演じる井沢が「ミハンが新たな危険人物をはじき出しましたよ。じゃあ、止めに行きます。これから起こる犯罪を」と、未然犯罪捜査“ミハン”の業務をこれまで通り継続するセリフで終わっている上、原作のないオリジナル脚本でもあることから、続編への気運が高まりそうだ。

なお、最近の月9では、劇場版が7月に公開された『コード・ブルー』に加え、長澤まさみ主演の『コンフィデンスマンJP』(18年4月期)も映画化が発表されている。