俳優の沢村一樹と伊藤淳史がこのほど、フジテレビ系月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』のクランクアップを同時に迎えた。最終話は、きょう10日(21:00~22:09)に放送される。

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    沢村一樹(左)と伊藤淳史=フジテレビ提供

2人のクランクアップは、最終話のラストシーンとなる重要な場面。緊迫した様子で撮影が進んだが、最後のカットを撮り終えると2人は急に立ち上がり、「邪魔なんで…」とセットのテーブルやイスを片付けて、そそくさとクランクアップの準備をし始め、周りのスタッフも爆笑だ。

さらに、沢村は「こっちの方がきれいに映るかなー?」と、カメラマンに最後のあいさつの位置を確認。緊迫の収録から、一気に和やかなムードになった現場に、「OK!」の声がかかると拍手がわき起こり、監督たちが2人に花束を渡した。そして、サプライズゲストで、この日は撮影がなかった本田翼も駆けつけ、無事にクランクアップを迎えたことを喜び合っていた。

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沢村は「僕は、現場が終わって、連ドラのクランクアップのときに必ず言う言葉があるんですけど…。『この現場が今までで一番最高でした』(笑)。でも、ちょっと本当に泣きそう。スタッフの皆さんは、暑い中大変だなって思っていたんですけど、こんなに楽しかったことないかもしれないっていうくらい、すごいいい現場でした。皆さんのおかげです。なんて感謝していいか分からないくらい! 最高の現場でした! 皆さんが作ってくれた空気は、本当に居心地がよかった! 暑い2018年の夏、本当にありがとうございました。最終回のオンエアを楽しみにしています!」と興奮ぎみにあいさつ。

伊藤は「3カ月ちょっと、お疲れさまでした。思えば、僕はここでクランクインしまして、そのときは、ちゃんとしたスーツを着て、井沢さんに『あなたにやってもらいたいことがあります』なんて言っておりました。気づいたらこんな格好させられてて、『うそー!?』って思っています。ずっとちゃんとした身なりをしていたのに、なんでクランクアップでこうなんだろうって(笑)。3カ月間、皆さんと素晴らしい作品を作れて楽しかったです! ありがとうございました!」と、いつもとは違う服装で最後のシーンを迎えることを予告している。

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(C)フジテレビ