エン・ジャパンは8月30日、「女性の活躍」をテーマにしたアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2018年6月21日~7月18日、調査対象は女性向け求人情報サイト「エンウィメンズワーク」ユーザー、有効回答は352人。

管理職に興味がある理由、1位「給与を上げたい」

  • 「管理職になることに興味がある」と回答された方に伺います。その理由を教えてください。(複数回答可)

管理職になることに興味はあるか尋ねたところ、25%が「ある」と回答。その理由トップ3をみると、1位「給与を上げたいから」(74%)、2位「仕事の幅を広げたいから」(61%)、3位「責任ある仕事にチャレンジしたいから」(60%)となった。一方、管理職への興味がない理由としては、「ワークライフバランスが取れなくなりそうだから」(58%)が最も多かった。

これまでに働いたことのある会社で「女性が活躍している」と感じたことが「ある」人は71%。理由としては、「女性の管理職や役員がいる」が67%と最も多く、次いで「長く働いている女性の数が多い」が57%、「男女共に同じ仕事を任されている」が48%となった。

会社で「女性が活躍する」ためには大切だと思うことを聞くと、「産休・育休制度を使いやすくする」が71%で最多。回答者からは「女性の場合、結婚や出産でどうしてもそれまでのキャリアを変えざるを得ない場合が出てくるので、そこをフォローできる体制は必要だと思う。それには男性も育休制度を使いやすい環境でなければいけないと思います」(36歳)といった声が寄せられた。

以下、「時短勤務や在宅勤務など柔軟に働ける制度にする」が64%、「昇給や昇格などの評価基準を男女平等にする」が58%と続いた。