女優の森川葵と俳優の城田優が29日、都内で行われた、W主演を務めるMBS/TBSドラマイズム『文学処女』制作発表会に出席。城田は、3年前に森川と共演したときにはなかった色気があると話した。
同ドラマは、電子コミックサービス「LINEマンガ」で連載中の同名漫画が原作。恋を知らない女・文芸編集部の月白鹿子(森川)と、恋ができない男・人気小説家の加賀屋朔(城田)の歪な関係から生まれる遅咲きの恋の様子を描く。
森川は「私は奇抜な役を多いんですけど、今回、26歳になっても恋を経験したことがない純粋な役で、まっすぐな気持ちを自分自身も取り戻しました」とコメント。2015年7月期に放送されたTBSドラマ『表参道高校合唱部!』では生徒と先生の関係だった城田とのラブシーンもあることに「そういう関係になれるのか心配だったんですけど、私自身もドキドキしながら、月白鹿子として大人なドキドキを。禁断のやつをやることができました」と笑った。
城田は、3年ぶりの共演となった森川について「あれ? 雰囲気違うぞって。生徒がいっぱいいる中の森川葵と、一対一の森川葵がまったく違う。本当に魅力的な人で、明るくて可愛らしくて非常に驚きました。3年前には感じなかった色気もありますし」とべた褒め。森川がうれしそうに「大人な色気のある女性になったということでいいですか?」と確認すると、城田は「それでいいです」と返し、「2話でお酒の力を借りた鹿子さんが出てくるんですが、すごい色気がありました。エロかったです」と明かした。
さらに城田が「鹿子ちゃんが妄想してくれるおかげで、せいで、無駄なラブシーンが多い。実際にはしてないのにそういうものを撮る」と話すと、「私の妄想がちょっとエロくてごめんなさい」と笑う森川。城田は「リアルなラブシーンと、彼女の妄想のラブシーンがあるので、二度おいしい。現実のシーンもきれいに美しくなっています」とアピールした。
制作発表会には、加賀屋朔の過去を知るミステリアスな美女・有明光稀役の泉里香、月白鹿子に思いを寄せる同期・望月千広役の中尾暢樹、編集長・三島皓役の河原雅彦、スミス監督、主題歌を担当するSonar Pocketのko-dai、オープニングテーマを担当するSpecial Favorite MusicのYusuke Kumeも出席した。
『文学処女』は、MBSでは9月9日スタート/毎週日曜24:50~、TBSでは9月11日スタート/毎週火曜25:28~放送。