お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんが、29日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組『梅沢富美男のズバッと聞きます!』(毎週水曜22:00~)に出演。ブレイクのきっかけが、伊集院光だったことが明かされた。

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    ANZEN漫才のみやぞん(左)とあらぽん=フジテレビ提供

天然ぶりが愛されるみやぞんだが、そのキャラが作ったものではないかという疑惑が浮上。7年前にフジテレビのトーク番組に出演した際の映像を見ると、今とは話し方が明らかに違う、知性すら感じられるトークぶりを見せていた。

それを否定したのが、伊集院。5年前に主宰する草野球チームにみやぞんが参加した頃からの知り合いだというが、「彼はですね…本物です。本物中の本物中なんです。最初会った時、彼はね、あのまともを演じてましたね。一生懸命まともに見えるようにしゃべったり、もっと言えば黙ったりとか。で、どうしたの?って聞くと、『バカだと思われちゃうから』って言い出すんですよ」と、逆に“まとも”を演じていたことを明かした。

そんなみやぞんが“おバカキャラ”を隠すことなく、素を出せるようになったのは、伊集院が「みんなお前の天然で喜んでくれているんだよ。その自分がお笑いという職業を選んだ以上は、それで起こる笑いもある意味計算したことと一緒だよ。誰1人お前をバカにしていないんだよ」とアドバイスしたことがきっかけだったそう。それから、ありままの自分を出すことを決断し、ブレイクにつながった。

みやぞんは、当初キャラを偽ろうとした理由について、「ずっとバカバカ言われてきたんですよ。小学校のときから勉強もできないし、それがイヤで、今はもう(自分が)半分諦めているんでいいんですけども」と告白。“まとも”を演じていた時期は「つらかったです。自分じゃないわけですから」「台本とかはしっかりずーっと読んで頭にいれる。ウケる関係ないです、もう全部読めたか読めないかで、今日終わりです」と、知られざる苦悩を振り返った。

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(C)フジテレビ