俳優の千葉雄大が、日本テレビのドラマ『プリティが多すぎる』(10月18日スタート、毎週木曜24:59~ ※関東ローカル)に主演することが21日、明らかになった。

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『プリティが多すぎる』主演の千葉雄大=日本テレビ提供

大崎梢氏の同名小説が原作の同ドラマは、大手出版社で働く文芸編集部のエース・新見佳孝(千葉)が、突然「原宿系ファッション誌」に異動するところからスタート。「プリティ満載」の職場にドン引きし、最初はふて腐れていたが、徐々に「カワイイ」という文化に本気で取り組むことを決意していくお仕事ドラマだ。全編にわたって原宿の街中でロケを敢行、竹下通りはもちろん「W(ハート)C」「カワイイモンスターカフェ」といった実在する人気スポットが続々と登場する。

千葉は「タイトルから想像すると、『あ、また千葉が年甲斐もなくぶりっ子するドラマか』と感じる方もいらっしゃるのかなぁ、なんて勝手に想像してしまったりするのですが、今回僕が演じる新見佳孝は、カワイイを全く理解できない堅物な野心家です」と強調。「この役を演じるにあたって、『働く』ということについて深く考えました」といい、「原宿を舞台に繰り広げられるキラキラしたカワイイを作る人たちの泥臭い生き様をご覧ください」と呼びかけた。

そして、世界の共通語にもなっている「KAWAII」が本編のいたるところに満載となっている同作は、日本の放送に先駆けて、フランス・カンヌで行われる世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM」で、ワールドプレミアが行われることも決定。在京民放キー局制作ドラマが、MIPCOMでワールドプレミア開催されるのは初めてで、千葉は舞台あいさつやレッドカーペットに登場する予定だ。

さらに、日本を含め、韓国、台湾、カンボジア、香港、インドネシア、フィリピン、シンガポール、タイという9つの国と地域で、同時期(1週間以内)放送・配信されることも決定しており、千葉は「国を超えてご覧いただけることは素直にうれしいです。原宿という世界各国からたくさんの方がいらっしゃる街並みで撮影できたので、その景観も楽しんでいただけると思いますし、『KAWAII』という日本のカルチャーの裏側を観ていただけるのも魅力かと思います」と予告している。

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千葉と『家売るオンナ』などで仕事をしてきた日テレの小田玲奈プロデューサーは「自分がAP(アシスタント・プロデューサー)だった頃、若手の俳優として現場にいた千葉さん。お互いに大先輩たちに憧れながら、『一緒に出世しようね』と誓い合った仲! 千葉さん主演の連ドラを作ることを目標にしてきたので今回実現できて、とてもうれしいです」と感激の様子で、「久しぶりに再会した千葉さんは、表情がシャープになっていて、思わずドキッ…。働く男の色気さえ感じるオトナな千葉雄大のお仕事ドラマ、どうぞご期待ください!」とコメント。

原作の大崎氏は「ドラマの撮影現場では、あまりにもキュートなピピン編集部にびっくり。あそこで働きたい。俳優さんたちもスタッフの皆さんも和気藹々(あいあい)と頑張ってらっしゃって、良い刺激をたくさん受けました。プリティなドラマの全容を楽しみにしています」と期待を寄せている。