近畿日本鉄道はこのほど、リニューアルした観光列車「つどい」でのイベント第2弾として、足湯が体験できる「足湯列車」を2018年10月6日から2019年2月24日までの土日祝日(一部で運休する期間がある)に近鉄名古屋~湯の山温泉間で直通運行すると発表した。

  • 観光列車「つどい」

「足湯列車」は、観光列車「つどい」の2号車に菰野町商工会青年部が製作した4人用2台足湯キット設置し、足湯を楽しめるようにした。足湯のお湯は、運行当日に菰野町が湯の山線沿線にある菰野温泉の源泉から汲んできた温泉が使われる。

運行時間は、第1列車が近鉄名古屋駅10時6分発・湯の山温泉駅11時22分着、第2列車が湯の山温泉駅16時5分発・近鉄名古屋駅17時23分着。近鉄名古屋~湯の山温泉間を直通運行するが、近鉄四日市駅で乗降することもできる。

  • 「足湯列車」車内(イメージ)

定員は56名で、観光列車料金は大人500円・こども(小学生)250円。別途に乗車区間に応じた乗車券が必要であり、足湯利用には、当日の車内にて「足湯利用券」(「開湯1300年記念タオル」付きで、大人・こどもともに100円)の購入が必要となる。

その他にも、コースター型記念乗車証のプレゼント、「湯の山温泉割引手形」のプレゼント、御在所ロープウエイ往復運賃やパラミタミュージアム入館料の割引、湯の山温泉日帰り入浴料が一律300円(大人・こども)になるといった特典も用意されている。

  • 足湯体験(イメージ)

  • 足湯列車」車内(イメージ)

「足湯列車」の運行を記念し、記念ツアーをはじめ、湯の山温泉駅にて期間限定で特製台紙付きご当地入場券の発売も行われる。記念ツアーは9月22日に開催され、募集人員は70名(最少催行人員40名)。「観光列車つどい『足湯お披露目列車』」に乗車して大阪上本町駅を12時に発車し、橿原神宮前駅で降車休憩の後、大和西大寺駅経由で大阪上本町駅に14時19分に到着・解散となる。同ツアーの募集は近鉄駅営業所で受け付けている。

期間限定特製台紙付きご当地入場券は、現在、湯の山温泉駅で発売しているご当地入場券の台紙を「足湯列車」運行記念の特製台紙に変更して発売。2018年10月6日から2019年2月28日までの期間、湯の山温泉駅で販売される。有効期間は発売当日1回限り、入場時刻から2時間有効。価格は大人150円・こども80円。