『機動戦士ガンダムF91』以来27年振りとなる、待望の宇宙世紀シリーズ完全新作映画『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』(11月30日公開)の最新情報が明らかになった。

『機動戦士ガンダムNT』は、宇宙世紀0097年を舞台に、過去に暴走事故を起こした「ユニコーンガンダム3号機フェネクス」をめぐり、「不死鳥狩り」作戦に従事する地球連邦宇宙軍のヨナ・バシュタ、ルオ商会特別顧問のミシェル・ルオ、フェネクスのパイロットであるリタ・ベルナルの3人を中心に物語が展開される。

今回、主要キャラクターの声優陣が発表され、ヨナ・バシュタ役を榎木淳弥、ミシェル・ルオ役を村中知、リタ・ベルナルを松浦愛弓が務めることがわかった。

加えて、フェネクス捕獲を目論むジオン共和国軍の大尉で、シナンジュ・スタインのパイロットであるゾルタン・アッカネン、ザビ家の遺児であるミネバ・ラオ・ザビ、さらに主人公ヨナ・バシュタが搭乗するナラティブガンダムの「A装備」バージョンのビジュアルが公開された。

『機動戦士ガンダムNT』あらすじ

U.C.0097――。
『ラプラスの箱』が、『ラプラス事変』と呼ばれた争乱の結果として世に示されて一年が経過した。だが、ニュータイプの存在とその権利に言及した『箱』=『宇宙世紀憲章』の存在が明かされても、世界の枠組みに大きな変化はなかった。
一方、『ラプラス事変』において、ネオ・ジオン残党軍『袖付き』は一時的に瓦解し、活動は停滞。また、争乱における主役となった「ユニコーンガンダム」と呼ばれる2機のモビルスーツは、人智の及ばぬ能力を発揮したことで危険視され、秘密裏に封印されていた。
しかし、2年前に消息不明となり、歴史から抹消されていたRX-0 ユニコーンガンダム3号機が、地球圏に再びその姿を見せる。「フェネクス」と称されるその機体を巡り、再び動き出す人々。フェネクス争奪戦には、地球連邦軍や『袖付き』だけでなく、アナハイム・エレクトロニクス社とも関連の深い大企業、ルオ商会も介入する。新たなモビルスーツ「ナラティブガンダム」を投入した彼らの真の目的とは……。

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