▼アニメ盤カップリング曲には、『はねバド!』と自分の記憶の両方のエッセンスが

  • 『はねバド!』

――さて、今回はアニメ盤・アーティスト盤でそれぞれ異なるカップリング曲が収録されています。まずアニメ盤の「きっと、世界のまんなか」からも、表題曲同様部活や青春感を感じたのですが。

アニメ盤のCDは、私のことを知らなくて『はねバド!』が好きで買う方も多いかもしれないと思ったんです。そういう方に最後までアニメの世界を楽しんでもらえるように、「ふたりの羽根」とはまた違う曲調で『はねバド!』を歌えないかな? と。。それで、逆にちょっと力を抜いて聴けるけど『はねバド!』感もあるようなものがいい……というテーマで、コンペで曲を選ばせていただきました。いただいた音源は全部聞かせていただいて、自分で「これがいいです」というものを選ばせていただいたんです。

――こちらは夕焼けが似合いそうな曲になっていますね。

そうですね。ぜひ学生の子には帰り道に聴いてほしいし、大きいお友だちには「そんなことあったな」って思いながら聴いてほしいなって思います。EDとはちょっと違うんですけど、私の中で終わりに聴くような曲があまりなかったので、こういう曲を今回いただけて嬉しかったです。

――曲を受け取って、ご自身の中高生時代を思い出したりもしましたか?

そうですね。特に、さっき2話のなぎさの話をしたと思うんですけど、私はちょうど高校生の頃にアニソンのオーディションを受け始めたんですけど、落ちる一方だったんです。それが「私、なんもないな」と思っていた時期ですね。この歌をうたうと、そのときのことを思い出しますね。だから結構歌いやすかったというか、スッと入ってきた気がします。

――音域も含めて、結構歌いやすかった。

そうですね。包み込むじゃないですけど優しいニュアンスの歌なので。スッと歌えています。

▼ラジオ愛がアツすぎる!アーティスト盤カップリング曲「#ザキャッチ」

――そしてもう1曲の「#ザキャッチ」は、ラジオ番組『A&G ARTIST ZONE YURiKAのTHE CATCH』のリスナーさんと一緒に作られた番組公式ソングです。

はい。もともとラジオ……というか文化放送が好きなんです。4月から番組もやらせていただいているんですけど、せっかくラジオ大好きでハガキ職人だった私がラジオを作るんだから、やっぱり普通のことはしてはならぬ、と思いました。"歌詞募集"だけじゃなくて、Bメロのコーラスを生放送中にリスナーを呼んで顔出しの収録もさせてもらって……本当に、思い入れの強い1曲になりました。

――生放送にそこまでやられた方って、たぶん他にいないと思うんですよ。

いやぁ、本当に!ブックレットにラジオネームもたくさん載せさせていただくので、早く聴いてくれ、早く見てくれっていう気持ちですね。

――そんなこの曲は、どのようにできていったんでしょうか?

この曲は、「Shiny Ray」の編曲など、デビューのときからお世話になってる吉田(穣)さんが作・編曲をしてくれています。『THE CATCH』では"みまるちゃん”"っていうあだ名で呼ばれていますね。。今回、"あなたとYURiKA"というテーマでリスナーからワードをもらいまして、それを私が読んでつなぎ合わせていって……と作っていきました。リスナーだからこそわかるような、元ネタを知っていたらちょっとウケる、みたいな仕掛けもたくさん入っているので、この曲をきっかけに『THE CATCH』を聴いてほしいですね。

――"あなたとYURiKA"とおっしゃいましたけど、それはラジオの魅力でもあると思いますし、サビの歌詞とかでもそこを大事に書かれたのかな、と思いました。

そうですね。やっぱり好きなものを好きでいるという自信があるので、「好きで」っていうコールを入れています。あと、同じ言葉を繰り返すことで、初見でも入りやすい曲になるんじゃないかなと思いました。

――そういった、アツい想いの詰まった1曲になった。

激アツですよ! ……あ、別の意味で激アツなのが、歌詞を書いている2日ぐらいの間、39℃の高熱を出してしまったんです(笑)。激アツのなか命を削って書いたので、ぜひ楽しんでもらいたいですね。魂、込めてます!

――その番組内で発表されたのが、この夏のアニサマへの初出場です。

そうですね、ラジオの中でアニサマのプロデューサーさんからおたよりが届いて読む、っていう流れで出場を知りました。生放送のラジオで出演決定の瞬間をみんなと共有して笑ったり喜べたりしたのはすごくうれしかったです。そんなサプライズって普通ないと思うのですごく貴重だなって思いました。

――その夢の舞台で、どんなことをやりたいかは決まりましたか?

かなり私の意見を聞いていただいているといいますか。やっぱりアニソンシンガーというのは作品と一緒にあるっていうのが絶対だと思うので、ステージとか衣装とか、さっきも言った動きとかからも作品を連想してもらえたらいいなってすごく思っています。

――"アニソンシンガー"として、あの場に立ちたい。

はい。私、声優さんの歌や、キャラソンのような感じの主題歌って、それぞれにすごく魅力があると思うし好きなんですよ。その声優さんしか歌えないアニソンがあるのと同じように、アニソンを歌うための存在であるアニソンシンガーにしか歌えないアニソンもあると思うんです。それをステージ上で、表現できたらいいなと思います。

――さて、今作でシングルも4枚目となりました。そろそろファンの方もアルバムを期待し始める頃なのかな? と思うのですが……。

ねぇ!(※スタッフの方を向き)出したいなぁー! 歌いたいなぁー!(笑)。

――もしいま制作できるとしたら、どんな1枚にしたいですか?

いまはYURiKAといえば"明るい"や"元気"というイメージを持っていただいていると思うんですけど、やっぱり作品に沿いたいので、カメレオンみたいになりたいんですよ。だから、自分を残しつつ「え? これもYURiKA? あれも!?」みたいに七変化のできる引き出しの多いシンガーでいたいんです。もしアルバムを出せるときが来たら、そういう面の見せられる1枚にしたいなと思います。

●YURiKA 4thシングル「ふたりの羽根」
発売:2018年8月15日
価格:1,300円(税抜)
・アーティスト盤
収録曲
01.ふたりの羽根
02.#ザキャッチ
03.ふたりの羽根(Instrumental)
04.#ザキャッチ(Instrumental)
仕様
アーティスト撮り下ろしジャケット
ジュエルケース
・アニメ盤
収録曲
01.ふたりの羽根
02.きっと、世界のまんなか
03.ふたりの羽根(Instrumental)
04.きっと、世界のまんなか(Instrumental)
仕様
アニメ描き下ろしジャケット
ジュエルケース

  • アーティスト盤

  • アニメ盤

●YURiKAサイン入り色紙プレゼント


応募要項
■応募期間:2018年8月12日から2018年8月19日まで
■内容:YURiKAサイン入り色紙
■当選人数:1名様

■応募方法
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2.応募ツイートをリツイート

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■当選条件
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