タレントのマツコ・デラックスが、8日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(23:45~ ※一部地域除く)で、「人間は悪口を言う生き物」と持論を展開し、ネット上での悪口についても「人間っぽい」と理解を示した。

マツコ・デラックス

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視聴者からの「ふたりの“お耳に入れたい事”」を元に意見を交わしていく同番組。今回、「人の悪口を言わない人は信用できない」という投稿が寄せられ、有吉弘行が「我々は悪口を言わなきゃ生きていけない人間」と言うと、マツコも「私たちは悪口をお金に変えた人間ですから。カマトトぶってるやつが一番怖い。本当は絶対悪口言ってるんだから。言わないってことはどこかおかしい。人間は絶対に人の悪口を言う生き物なの」と語った。

そして、有吉が「ちょっとでも悪いことしたらすごい叩かれるけど、その反面、ネットでみんな人の悪口ばっかり言ってるじゃん」と指摘すると、マツコは「あれが人間の本性なのよ。ネットはそれを詳らかにしちゃったんだよね。ちょっと気に入らなかったり目についたりするとすぐに『道徳心がない』、『倫理感に欠ける』と言うくせに、一番倫理観に欠けることをやってしまう」と話した。

その上で、「あれ(ネット上の悪口)が悪いと思わない。すごく人間っぽい。ガス抜きできてるんだったらいいと思う」との考えを示し、「私らみたいに人前でも平気で言える人だったらいいけど、言えないで『うー』ってなっていた人にとっては、ネットに書き込めるって、すごいよくできた機能よ」と意見。さらに、「人間って悪口を言うために口があるんだもん」とコメントした。