第159回芥川賞を受賞した高橋弘希氏と、第159回直木賞を受賞した島本理生氏が18日、東京・帝国ホテルで会見に臨み、それぞれ心境を語った。

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    直木賞を受賞した島本理生氏(左)と、芥川賞を受賞した高橋弘希氏

『送り火』で芥川賞を受賞した高橋氏は、現在の心境を聞かれて、「会見やんなきゃダメって言われて引っ張り出されたので、(会見を)頑張っていこうかな」と回答。受賞の連絡を受けて、「うれしいっちゃうれしいと思うんですけど、ガッツポーズはなかったかな。小説って、あんまりガッツポーズは出ないんですよね。短距離走とかだったらいいんですけど」と、淡々と感想を語った。

そして、苦手な会見に“引っ張り出された”からか、最後にひと言を求められると「会見も無事に終わって、おさらばできるぞと思って、大変うれしく思います」と、受賞よりもハッキリと喜びを述べ、報道陣や関係者を笑わせた。

一方、『ファーストラヴ』で直木賞となった島本氏は、高橋氏とは対照的に、「正直ホッとしました。デビュー18年目で、芥川賞候補4回、直木賞候補2回と、折に触れて待った18年間だったので」と、悲願の受賞に感激の様子。「夫や作家の友達からも『おめでとう』とメッセージをくれて、みんな喜んでくれたのがうれしいです」と、素直に感想を語った。

夫の作家・佐藤友哉氏には「(今日は)飲み歩いてきてもいいからね」と声をかけられたそう。最後に、島本氏と同じくひと言を求められると、「私は受賞のお電話をいただいた時に、ガッツポーズをしました(笑)」とアピールし、こちらも会場を沸かせた。

いずれの賞も、賞金100万円、賞品として時計が贈られ、8月下旬に都内で贈呈式が行われる。

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