JR東海は18日、「平成30年7月豪雨」の影響で運転見合わせとなっている高山本線一部区間の運転再開見込みについて発表した。飛騨金山~下呂間は8月半ばの運転再開を見込んでおり、特急「(ワイドビュー)ひだ」も一部列車で運転再開を予定している。

  • 高山本線飛騨金山~下呂間の運転再開に合わせ、特急「(ワイドビュー)ひだ」も一部列車で運転再開する予定となった

現在、同社が管轄する高山本線岐阜~猪谷間のうち、岐阜~飛騨金山間は通常ダイヤで運転、下呂~坂上間はダイヤを変更して運転(飛騨萩原~上呂間は雨量等による運転規制を通常より強化)、飛騨金山~下呂間・坂上~猪谷間が終日運転見合わせとなっている。坂上~猪谷間は盛土および線路設備等の大きな被害が生じており、運転再開までに数カ月を要する見込みとなっており、運転再開までバスによる代行輸送を実施する。

飛騨金山~下呂間もバス代行輸送を実施中だが、復旧工事の進捗により、8月半ばに運転再開できる見込みとなった(天候の状況などで運転再開時期が変更となる場合あり)。岐阜駅から坂上駅までつながることから、特急「(ワイドビュー)ひだ」も一部列車の運転再開が予定されており、「運転列車、区間等の詳細及び関連する乗車券類の発売時期は改めてお知らせいたします」とJR東海は発表している。