故・石原裕次郎さんの妻・まき子さんが、あす19日に放送されるフジテレビ系番組『直撃!シンソウ坂上』(毎週木曜21:00~)に出演し、坂上忍に、裕次郎さんの知られざる秘話を語る。

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    『直撃!シンソウ坂上』に出演する石原まき子さん=フジテレビ提供

坂上は、生前に裕次郎さんが過ごした東京・成城の豪邸にまき子さんを訪ね、直撃インタビューを実施。裕次郎さんとまき子さんは1960年に結婚したが、当時の芸能界はトップスター同士の結婚はもちろん、恋愛すらもNGという風潮で、密かに交際をしていた2人は、駆け落ち同然のアメリカ婚前旅行へ行ったという。

まき子さんは、その離陸前の騒動や婚前旅行を決行した理由などを告白。また、初めて裕次郎さんと会った際に、裕次郎さんがとった意外な行動や、プロポーズ秘話までも明かす。さらに、2人の結婚式当日の様子を収めた映像には、坂上が「ちょっと待って、こんなところも映ってるの?」と驚くほどの、テレビ初公開となる結婚式の裏側が判明する。

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    故・石原裕次郎さん

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    石原まき子さん(左)と坂上忍

裕次郎さんは、石原プロモーションを設立して映画製作に乗り出すが、主役にハリウッド俳優を起用した『ある兵士の賭け』(70年公開)が興行的に失敗し、公務員の初任給が約3万円という時代に、6億円もの負債を抱えることに。まき子さんは、苦境に立たされた当時の裕次郎さんの様子や、窮地を救うきっかけになった渡哲也の驚くべき行動についても赤裸々に語る。

また、78年の舌ガンに始まり、81年の解離性大動脈瘤、84年の肝細胞ガンと、晩年の裕次郎さんは大きな病と闘い続けたが、84年に肝細胞ガンで入院した際に、本人に対して告知をするかどうかで葛藤したというまき子さん。結果的に、最後まで裕次郎さんに告知することはなかったが、その背景にあったものをまき子さんが吐露すると、坂上は言葉を失う。

そして、87年7月17日に、52歳という若さで裕次郎さんは死去。葬儀の際に、渡は「本日の葬儀をもちまして、私どもは故人の遺言ともなりました“映画製作”に入りたいと思います」とあいさつしたが、まき子さんは葬儀では明かせなかった裕次郎さんのもう1つの遺言があったと語る。

番組では他にも、裕次郎さんと親交の深かった女優の浅丘ルリ子、裕次郎さんの後輩となる舘ひろし、神田正輝にもインタビューを敢行。貴重な証言の数々や、テレビ初公開を含む膨大な秘蔵映像を交え、スーパースター・石原裕次郎さんの生涯に迫る。

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    浅丘ルリ子

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    舘ひろし

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    神田正輝

(C)フジテレビ