イェーイ!! いきなりどうしたのかって? 関東地方は梅雨明けしてイッキに夏、ナツ、N・A・T・S・U。連日の暑さにグッタリして食欲がなくなったりしていないかな? でも、夏はこれからが本番。多忙なビジネスマンは夏バテなんかしていられないはず。ここはひとつ、シーフードレストラン「ダンシングクラブ東京」(東京都新宿区)の夏限定メニューで、テンションアップだ! イェーイ!!

  • 「イェーイ!!」とテンションが高い店員のお姉さん。しかしまだまだこんなもんじゃなかった

手づかみで食べるシーフード料理

さて、ちょっと落ち着いて紹介させてもらうと、「ダンシングクラブ東京」はJR新宿駅東南口から徒歩1分の、手づかみで食べるアメリカ南部ルイジアナスタイルのシーフードレストラン。この夏は、7月1日~8月31日まで、「LOVE GRAB SUMMER」(ラブ グラブ サマー)キャンペーンが実施されている。

これは昨秋から東京限定でスタートした「Enjoy grabbed four seasons(四季を手づかみで楽しむ)」をコンセプトとした年間キャンペーンの第4弾で、ダンシングクラブの最大の特徴である『手づかみ』を活かし、海やビーチを彷彿とさせる期間限定フードとドリンクで夏を感じてもらいつつ、SNS映え、ムービー映えするサマーパーティーの場として楽しんでもらおうというもの。

  • 店内のカオス感とリンクしたサマーパーティーのメニュー

う~む、なんだかリア充っぽい企画なんじゃないかコレ? 引きこもり気味で日光に当たってないライターが取材に行ってはいけないやつなのでは……と卑屈になりながらも、職務を遂行すべく思い切って入店。すると、「いらっしゃいませー! 」と元気な店員さんの声が。かなり広い店内で、結構な人数の店員さんがいる。そして、アッパーな音楽が流れる中、皆、頭に赤いカニのカチューシャをつけている。

  • なにしろ全部手づかみだから、まずは両手をしっかり洗ってくださいね!

しかしながら浮かれ気味かというと、そうでもない。ごくごく普通に店内を歩いているので、これが平常運転のようだ。突然別世界に迷い込んでしまった気がしたものの、郷に入っては郷に従え。筆者もカチューシャを装着。世にも奇妙な「ハットの上にカニ」という姿で、ジャーナリスト魂に基づいてダンシングクラブの核心へと迫った。

SNS映え間違いなしの料理たち

こちらのお店は、ほとんどの料理を手づかみで食べるということで、まずは店内中央で手を洗ってから着席。店員さんがテーブルセッティングをしてくれた。エプロンをつけて、「クラフトジンジャーエール」(税抜480円)を飲みつつ、ドキドキしながら待っていると、最初のメニューとして運ばれてきたのが、丸い鍋の真ん中にシーフードやフルーツが入った「スプラッシュ シーフード パンチ」(税別1,850円)。

  • たっぷり入った「クラフトジンジャーエール」(税抜480円)を食事のお供に

  • 「スプラッシュ シーフード パンチ」(税別1,850円)。ボトルに入った炭酸水の中にラムネを入れると「ブシャシャシャシャーーー!」と炭酸が吹き上がる! のですが、決定的瞬間を撮り逃す大失態。わ~ん!

ボトルに入った炭酸水の中にラムネを入れると炭酸が吹き上がり、鍋に入ったソースの濃さが中和されより美味しくなる仕組みになっているそうだ。早速、店員さんが「いきますよぉ~!」とボトルにラムネをボトン、と入れると「ブシャシャシャシャーーー!」と思った以上に勢いよく炭酸が吹き上がった!

  • 「ブシャシャシャシャーーーー!」を経てのカニさんやらエビさんやらの姿。日常生活では出会えない感じの料理形態に戸惑いっぱなしの筆者。昭和生まれです

これはSNSに映えること間違いなし、間違いなしなんです! が、しかし。あまりにも勢いよく出たのでビックリしてしまい、決定的瞬間を撮り逃してしまいました。アハハハハ! ごめん(泣)。というわけなので、ぜひ実際に体験しに行ってほしい。ビックリするから。

肝心なのは、味ですよ味。まずはカニの身を挟みでチョキチョキしてから、手掴みでソースの中にチャポン。カニにスパイシーなソースが絡んで美味しい。エビ、タコ、貝などの魚介類をチャプチャプとソースに手を突っ込みながら食べるのってなんだか背徳感があるし、その分、なおさら美味しく感じる気がする。新鮮で、魚介の味が濃い! また、キウイやオレンジなどと一緒に海の幸を食べるというのも不思議な体験だ。最初は「お、お箸ください……」と言いかけるほど躊躇していたものの、いつの間にか慣れ、手で掴んでひょいパクひょいパク。

  • こんなにも身がたっぷり! これはカニだ! あたりまえだけど!

  • エビも手づかみで!

そこにやってきたのが、「コーン オブ ザ コブ」(1本税別950円)。こんがり焼かれたとうもろこし丸々1本に、チーズフォンデュソースとコーントルティーヤチップスやベーコンチップが乗った手の込んだ一品。やっぱり夏といえばとうもろこし。ガシガシとかぶりついていると、夏休みの子どものような開放感が生まれてきて楽しい。

  • 魚介に気を取られていたところに突然出てきた、とうもろこし1本の雄姿。「コーン オブ ザ コブ」(税別950円)