JR北海道は9月1~11日の9日間(9月5・8日は除く)、函館本線函館~札幌間をニセコ駅経由で結ぶ特急「ニセコ」を運転する。北海道新幹線からニセコ方面のアクセス手段、北海道の有名観光地である小樽・ニセコと函館を直接結ぶ移動手段としても利用できる。

  • 特急「ニセコ」イメージ(JR北海道提供)

特急「ニセコ」は札幌駅から小樽駅・倶知安駅・ニセコ駅・長万部駅・新函館北斗駅を経由し、函館駅まで1日1往復する特急列車で、急行「ニセコ」で使用していたデザインのヘッドマークにて運転する予定(車両運用の都合により、予告なく変更となる場合がある)。「大人の休日パス秋の東日本・北海道スペシャル」(設定期間9月3~12日)との組み合わせも可能な期間に運転される列車となる。

特急「ニセコ」の車内では、上り・下りともに倶知安駅からニセコ駅まで地元観光協会スタッフが乗車し、「のむヨーグルト」「ニセコ産かぼちゃクッキー」「玄米甘酒『糀玄』」「ひとくちミルクーヘン」「コッペパンラスク」など地元特産品の販売を行う。

  • 急行「ニセコ」で使用していたデザインのヘッドマーク

余市駅では上り函館行の停車に合わせ、地元果樹園でとれたリンゴを使ったアップルパイなど地元特産品の販売イベントをホームで行い、一部運転日にはご当地キャラクター「ソーラン武士!!」が出迎える。長万部駅でも上り函館行の停車に合わせ、ホームにて「かなや」の「かにめし」が販売(要事前予約)されるほか、一部運転日にはご当地キャラクター「まんべくん」による出迎えも行われる。