雨や曇りなどはっきりしない梅雨時は、食中毒や体調を崩しやすい時期ですので、食材や体調の管理には気を付けたいものです。梅雨が明けると夏となると同時に、ボーナスや夏休みなどイベント事に何をしようか計画を立てている方も多いかと思います。

そしてまた、この季節はお中元を贈る時でもあります。日頃の感謝の意味を込めて、親戚や会社の上司、お世話になっている方へ7月初旬から8月の中旬までに贈るものとされています。このお中元はそれなりの出費となり、予算としてあらかじめ組み込んでおきましょう。そして同じ贈るならお得に贈る方法をご紹介します。

  • 夏のご挨拶、「お中元」をお得に贈る方法

早割でお得に贈る

デパートやスーパーなどでは、早割制度を実施しているところがあります。例えば、イトーヨーカドーは7月6日、イオンは7月11日まで早期割引を実施しており、対象商品が10%引きになります。

より安くお中元を贈りたい場合は、「SEIYUドットコム ギフト館」の「夏ギフト」(8月7日まで)がおすすめ。「ネット限定価格」や最大40%OFFの「定番特割」など割引率の高いギフトもたくさんあり、2,600円(税抜)以上なら全国配送料無料です。しかもセゾンカードの利用で対象日には5%OFF、ギフト館限定でウォルマートセゾンカードの利用で毎日5%OFFになります。

更に6月26日までに申し込むと、夏ギフト早期割で5,000円(税抜・送料別)以上の利用で、500円引きのクーポンがサイトに掲載されています。特にデパートの包装紙でといったこだわりがなければ、お得と言えるでしょう。

デパートでは西武・そごうが6月30日まで最大15%OFFの早期特別ご優待会を、大丸松坂屋では8月8日まで優待ギフトが10~15%OFFを実施しています。

郵便局では7月2日までの申し込みで、早期割引として対象となるお中元が5%引き、また、デパートでお中元やお歳暮などを贈るなら、デパート商品券積立で積み立てがお得です。12カ月積み立てるとプラス1カ月分の積立額がボーナスとなり13カ月分のデパート商品券として戻ってきます。今からでは、今回のお中元シーズンには間に合わいませんが、来年以降に向けて申し込みをするのもいいですね。

進化するふるさと納税を利用してお得に贈る

ふるさと納税でお住まいの自治体以外の自治体へ寄附をして、その返礼品をお中元とすることも可能です。自治体によっては、返礼品の配送先や配送日を指定できるところや、ギフト・のし対応をするところもあるので上手に使うと、控除を受けながらも地方の特産品を贈ることができます。

インターネットショッピングサイトの「楽天市場」では、「ふるさと納税で贈るお中元ギフト」が開催されており、ふるさと納税をしながら返礼品をお中元として贈るサービスを実施しています。また、ふるさと納税ポータルサイトの「ふるさとチョイス」では、お中元対応やのし対応をしている返礼品を検索することもできます。

注意点は、控除を受けるには収入がある人の名義で申し込みと支払いをすることです。そして、ふるさと納税をしたら必ず確定申告もしくはワンストップ特例を申請して寄附金控除を受けましょう。

お中元など手配に時間に余裕があると思っても気付くと早割時期が終わっていた…となってしまってしまいがちです。早めに手配をしてお得に気持ちを贈りましょう。

※画像は本文とは関係ありません。

丸山晴美(まるやま はるみ)

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外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザ―として独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している