東武鉄道は東上線で運行している座席定員制列車「TJライナー」が運行開始から10周年を迎えることを記念し、記念乗車券の発売や記念ヘッドマーク列車の運行などを含む10周年記念企画を6月9日から開始する。

  • 東武東上線で運行される座席定員制列車「TJライナー」

  • 「TJライナー運行開始10周年記念乗車券」イメージ

記念乗車券は「TJライナー運行開始10周年記念乗車券」の名称で、6月9日から販売開始。池袋駅から590円区間の大人片道乗車券、小川町駅から410円区間の小児片道乗車券の2枚組で、1セット1,000円となる。台紙表面には、「TJライナー」で実際に使用している座席の生地が付く。2,000セット限定で、東武線の17駅で販売する。

6月14日からは、「TJライナー」の車両50090型1編成を記念ヘッドマーク掲出列車として運行。11月30日まで東上線池袋~小川町間で運行される。運行初日の6月14日には、「TJライナー1号」の出発時刻(池袋駅18時0分発)に合わせ、記念ヘッドマーク掲出列車の出発式を実施する予定となっている。

7月28日には、記念ヘッドマーク掲出列車を東上線池袋~森林公園検修区間で運転する事前予約制ツアーを開催。車内では「TJライナー」の車内自動アナウンスを担当するアナウンサーの久野知美さんによるイベントを実施するほか、森林公園検修区に到着した後、歴代「TJライナー」のヘッドマークを掲出した車両の撮影会を行う。

旅行代金は大人7,980円・こども6,980円。歴代「TJライナー」のヘッドマークをデザインした記念コインセットが参加者プレゼントとして付く。募集人数は360人。参加申込みは6月14日から、東武トップツアーズのサイトで受け付ける。