アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの八乙女光と髙木雄也が27日、東京グローブ座でW主演舞台『薔薇と白鳥』の公開ゲネプロ後、佐藤B作、武田真治とともに取材に応じた。
同作は、これまでに数多くの舞台作品の脚本・翻訳・演出 を手掛けてきたG2が書き下ろす“シェイクスピア誕生”の秘話に迫る歴史ミステリー。16世紀末の英国に実在した天才劇作家、 クリストファー・マーロウとウィリアム・シェイクスピアが実は運命的な出会いを果たしていたのではないか、というG2の仮説に基づき2人の友情や葛藤、対立、大きな秘密を描く。
日本の舞台では個室楽屋前に扉ではなく、”のれん”を掛けることが慣例となっているが、八乙女は「(関ジャニ∞の)丸山(隆平)くんに、『尊敬してるので作ってください!』とお願いさせていただいた」と明かす。丸山は「僕でいいんですか」と驚きつつ、八乙女の使っているベースと、丸山の「◯」をあしらい、八乙女のメンバーカラーである黄色ののれんを贈ったという。八乙女は「デザインしてくれたのがJr.の(林)真鳥くん。毎日見るものなので先輩のパワーをもらっている気がして嬉しいです」と感謝の気持ちを表した。
一方髙木は、「僕も絶賛作ってもらってる際中です!」とアピール。「作ってもらうものだというのを知らなくて、すぐ、先輩に連絡して」と苦笑し、どの先輩か聞かれると「亀梨くんです」と、KAT-TUNの亀梨和也の名前を挙げる。「ドラマ(『FINAL CUT』)をやらせてもらってたので、『すいません、お願いできませんか?』と聞いたら、本当に忙しいのに、『わかった』と言って」と感謝。「『遅いから間に合うかわかんないけど』と、急いで作ってくださって。間も無く届くくらい。本番には間に合うかも」と期待しつつ、「急だったので、申し訳ないです」と事情を語った。
また、Hey! Say! JUMPのメンバーの観劇予定について、八乙女は「『バラバラに来てくれ』と言ってます。いっぺんにくると1日で終わっちゃって寂しいので」と希望を述べる。「山田(涼介)が『ひかは本当に舞台向いてるから』とすごく楽しみにしてくれている」と明かしながらも、「しょっちゅう『台詞覚えた?』って言われるんですよ。台本もらって3日後くらいに言われて、『まだだよ! 無理なんだよ! と』」とクレームを入れていた。
東京公演は東京グローブ座にて5月27日〜6月24日。大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて6月29日〜7月1日。