宮城県知事 村井嘉浩氏が23日、都内で行われた「宮城県×Hey! Say! JUMP 共同観光キャンペーン」記者発表会にアイドルグループ・Hey! Say! JUMPと共に登場し、発表会後、取材に応じた。

  • 宮城県知事 村井嘉浩氏

    宮城県知事 村井嘉浩氏

同グループのメンバー・八乙女光が宮城県出身であることから、実現した今回のキャンペーン。Hey! Say! JUMP出演のPR動画「Hey! Say! JUMP 夏タビ宮城」配信、ガイドブック配布、ポスター設置、スマホスタンプラリー実施など、「僕たちが見つけた宮城を君にも。」をテーマに様々なキャンペーンを行っていく。これまでのキャンペーンとは違い「若い女性と、40代くらいの女性、親子2世代をターゲットにした」という。

村井知事は「なかなか我々が作りましたPR動画を見ていただけない世代に、見ていただけるのではないか」「既にネットでも話題になっていて、かなりの方がご覧頂けるのではないか」と期待を寄せる。また、「あれだけ人気のある皆様が訪れていただいた場所ですので、聖地になるんじゃないか」と、宮城県の"聖地化"を想定。特に観光が落ち込む沿岸部については「不幸なことがあった場所ですけど、賑わいが必要。皆さんが足を運んでいただいて、記念撮影をして、被災地を元気にしていただきたい」とアピールした。

これまで同県が行った動画キャンペーンでは、壇蜜による観光PR動画に性的な表現が含まれているとして、物議を醸したこともあった。村井知事は「壇蜜さんの時も、(西部警察モチーフの)湯渡軍団の時も、私は非常に満足してました」と前置きしつつ、「ターゲット層がございます」とポイントを強調。今回の発表会についても「マスコミが60社お越しいただきまして、今までの倍です」と明かし、「1年間やることによって、大きな効果を期待している」と語った。

また、動画への出演については「ジャニーズファンの皆様にがっかりされるといけないので、出ないようにしました」と苦笑。「今日も並んだ時に距離をとって、皆様とかぶらないようにしました。ファンの皆様からすると、私は余分な存在だと思うので、(写真を)切って使えるように気を使ったつもりです」と自虐した。