女装タレント・ぺえが、きょう21日に放送されるカンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『世界の村のどエライさん』(毎週月曜22:00~)で、オネエが多く住んでいるというメキシコの村を訪れる。

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    メキシコの村を訪れたぺえ=カンテレ提供

今回訪れるのは、首都・メキシコシティから720キロにあるフチタンという村。"ムシェ"と呼ばれる人が大勢住んでいる地域で、"ムシェ"とはサポテカ族の言葉で「男の体に女の心を持った第3の性」という意味だ。

メキシコに到着したぺえは「メキシコのメンズは好み」とウキウキで、初乗りが5ペソ(約30円)の激安タクシー「モトタクシー」の運転手に案内された先は、伝統的な民族衣装・ウイピルの刺しゅうをなりわいとしているコラールさん、マリアナさんの姉妹ムシェの家。「女性が作ったものより繊細で美しい」との評判を聞いたぺえは、そのクオリティの高さに驚きを隠せない。

さらに、ぺえの訪問を聞きつけた地元ネット新聞がぺえを突撃取材し、その記事の内容にスタジオは騒然となる。

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ロケを振り返ったぺえは「25歳最後のロケで価値観が変わりました。フチタンでの生活は、不便なこともありましたが、フチタンで暮らすムシェや人々は常に笑顔で満たされていて、人の愛、家族の愛を強く感じました。私はオネエとして生きているけど、誇りをもって、胸を張ってとまでは言えないと気づきました」「私は私、人は人と強く生きたいと思いました」と感化された様子。

また、「今の日本では、SNSのいいねやフォロワーの数、インスタ映えばかり気にして生きている人が多いけれど、どれだけフォロワーの数が多くても、困った時に助けてくれるのは何人いるんだろう?と思いました。それに比べ、フチタンの人々は常に助け合いながら生きている。そう考えた時にいくら生活が不便でも、本当の愛はあるんだなぁと思いました。SNSばかりの日本は、本当の愛が減ってしまっているのではないかと真剣に考えました」と刺激を受けたようだ。

メキシコの男性について聞いてみると「お茶目で愛きょうがあります。シャイなところもあるけど人のためにすごく尽くしてくれて、こっちが勘違いしてしまうくらい優男(やさおとこ)が多かった。フチタンのホテルで働いていた若いメンズを本気で好きになってしまい、夜道を散歩するのを誘いたかったけど勇気が出なかった…」とロケ先で恋もしていたことを告白。「人と人の繋がりがキーワードになっていると思うので、久々に地元の友達や家族に会いたくなるかもしれません。この番組をきっかけにして、久々に連絡してみてください!」と呼びかけている。

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