俳優の鈴木亮平が13日、自身のブログを更新。主演を務めるNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45)が島編に突入した心境をつづり、橋本左内を演じた風間俊介からプレゼントされたサンダルも公開した。

001のalt要素

風間俊介から贈られたサンダル(鈴木亮平のアメブロより)

13日に放送された第18回「流人 菊池源吾」から奄美大島・沖永良部島を舞台とする島編に突入。鈴木は放送後、「大和のフリムン(西郷どんこぼれ話18)」と題して更新し、「『西郷どん』第18回、先ほど放送が終了しました。いかがでしたでしょうか。今日は朝から緊張していました。皆さんに、今日から始まるこの島編をどう受け取っていただけるのか…」と心境を明かした。

続けて、当時、菊池源吾として生きていくことになった吉之助(鈴木)が大久保正助(瑛太)に送った「島の娘らの美しさには、京の女か、大坂の女がわずかに匹敵するばかり 垢の化粧を一寸(3cm)ほどもして、手の甲から先には入墨をしている。あらよう(あらまぁ)」と書かれた手紙について、「一見すると褒めているようですが」「このような皮肉を含め、この手紙には奄美の人々や島の風習への侮蔑的な表現が沢山見られます」とコメント。

さらに、2年後、正助へ送られた手紙に「不埒の次第にて、正月二日に男の子を授かりました。笑ってやってください。(中略)私はすっかり島人になりきっています」と書かれていたことについて、「この間、吉之助に何があったのか。本当のところは御本人にしか分かり得ません」とした上で、「島に残る記録や史実を参考に、西郷さんと愛加那さんへ最大限の敬意を込めて、精一杯演じさせていただいたつもりです。なぜなら、奄美大島と沖永良部島、西郷さんが人生の10分の1を過ごしたこの2つの島にこそ、西郷吉之助が後の『大西郷』になっていったルーツがあると感じているからです」と思いを記した。

最後は、「【おまけ】追悼・橋本左内殿。享年25才」と切り出し、クランクアップの日に橋本左内を演じた風間俊介がプレゼントしてくれたという西郷の家紋入り撮影現場用サンダルの写真を公開。「死の時まで、懐にはいつも橋本左内からの手紙を入れていたという逸話の残る西郷さん。僕もスタジオの撮影では、日々このサンダルをはいて、常に左内さんとともに西郷どんの人生を歩んでいます」とつづった。

  • 002のalt要素
  • 003のalt要素
  • 004のalt要素
  • 005のalt要素