アールストアが運営する不動産のセレクトショップ R-STOREは5月22日、「泊まれる本屋」をコンセプトにしたホステル「BOOK AND BED TOKYO 新宿店」を東京都新宿区歌舞伎町にオープンさせる。

  • BOOK AND BED TOKYO 新宿店」がオープン

    「BOOK AND BED TOKYO 新宿店」がオープン

「BOOK AND BED TOKYO」は、2015年11月に東京都・池袋に1店舗目の「池袋本店」をオープン。今回オープンした新宿店は、京都店・福岡店・浅草店に続く5店舗目となる。

宿泊施設であるが、ふかふかのマットレスや羽毛布団といった心地よい寝心地を追求した環境ではないという。「本を読むなど、好きなことをしていたらいつのまにか寝てしまった」という「寝る瞬間の至福のひととき」を体験できる宿泊施設であるとしている。

  • BOOK AND BED TOKYO室内

    BOOK AND BED TOKYO室内

新宿店は、本棚の中にベッドを埋め込んだ構造となっており、まるで本棚の中に眠るような感覚が体験できる。蔵書数は約2,400冊。館内には、最大4,000冊が収納可能な本棚を配置。宿泊者以外でも、デイタイムのラウンジスペースは利用できる。

  • ベッドルーム

    ベッドルーム

チェックインは16:00~23:00。チェックアウトは翌11:00まで。利用価格は、SINGLE (居室サイズ200cm ×98cm)は、1名1室税別5,300円~。COMFORT SINGLE(居室サイズ200cm ×120cm)は、1名1室税別5,800円~。

DOUBLE(居室サイズ200cm×142cm)は税別1万円~(1室2名まで)、SUPERIOR ROOM (居室サイズ273cm ×246cm)は、1万2,000円~(1室2名まで)。

いずれも土日祝前日、ハイシーズンなどは変動あり。支払いはクレジットカードのみで、現金は取り扱わない。

また新宿店では、福岡・名古屋で期間限定のポップアップショップとして営業していた「by BOOK AND BED TOKYO」を「BOOK AND BED TOKYO」初のカフェとして併設する。黒をテーマカラーに、黒を基調としたドリンクやフードを提供。 提供するコーヒーには「Coffee Supreme」「Fuglen Tokyo」の焙せんした豆を使用するという。

カフェは、ホテルオープンの翌日である23日に営業開始。営業時間は11:00~20:00。持ち帰りのほか、宿泊者以外の利用もできる。

なお、同ホテルは「泊まれる本屋」をコンセプトとしているが、本は販売は行っていない。