イケア・ジャパンは5月11日、「ベランダ/バルコニーに関する意識調査2018」の結果を発表した。調査は2月10日~11日、全国の20歳以上の男女1,000人を対象にインターネットで行われた。

普段のベランダ/バルコニーの利用頻度について聞いたところ、全体の34.5%が「ほぼ毎日」ベランダ/バルコニーを利用していると回答。男女間でも利用頻度に大きな違いがあり、「ほぼ毎日」利用する割合が「男性」23.0%に対し、「女性」が46.3%と約2倍であることがわかった。その使い方では、「洗濯利用」(85.0%)が1位となり、「ガーデニングをする」(27.3%)、「気分転換」(26.2%)、「景色・風景を楽しむ」(25.0%)が続いた。

今後ベランダ/バルコニーで実施したいことについて聞くと、20代、30代の男性と20代の女性は「音楽」「飲食」「会話」「読書」といった、リビングで行うようなことをベランダ/バルコニーでも同じ様に楽しみたいという傾向が見られた。

ベランダ/バルコニーに対する考えとしては、「もっと広くなって欲しい」(63.5%)、「過ごす時間をもっと充実させたい」(40.6%) 、「過ごす時間が充実すると幸福感が増すと思う」(41.4%)が多く選ばれた。

調査では、ベランダ/バルコニーで過ごすことが好きで、かつその時間を楽しんでいる人を「バルコニスト」と定義。バルコニストは全体の19.8%で、"夫婦関係"や"子ども教育"を充実させる場にしたいと考えている傾向が強いことがわかった。また、バルコニストの方が働き方改革の実感度が高かった。

バルコニストがベランダ/バルコニーに置いているものは、「ガーデンテーブル・チェア」(25.3%)、「収納・物置」(23.2%)、「照明器具」(11.1%)、「その他テーブル・チェア」(9.1%)、「縁台」(8.1%)、「パラソル」(5.6%)、「フィットネス機器・用品」(1.5%)など。そこでしていることは、「飲食を楽しむ」(16.7%)、「ペットと過ごす」(14.6%)、「モノを置く(収納)」(14.1%)、「読書をする」(13.6%)、「ゴミ・不要なものを置く」(13.1%)、「音楽を聴く」(12.1%)、「会話を楽しむ」(10.6%)などがあがった。