プラネットはこのほど、「車に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は3月23日~4月6日、DIMSDRIVERのモニター3,683人を対象に、インターネットで実施した。

  • 車に関するあれこれを年齢・性別で調査(写真はイメージ)

車の利用スタイルについて尋ねたところ、「自分の車を利用」(53.1%)、「家族の車を利用している」(21.2%)が多かった。「レンタカー使用」(4.0%)、「カーシェアリング」(1.3%)はそれぞれ1ケタ台で、少数派であることがわかった。

  • 車の利用スタイル

男女別に見ると、「自分の車を利用している」では男性の方が女性より33.4ポイント高い。一方、「家族の車を利用している」は女性のほうが25.0ポイント高かった。

年代別に見ると、若年層ほど「自分の車を利用している」が低く、「家族の車を利用している」が高い。「レンタカーを利用している」では、50代が最も高かった。比較的新しいスタイル「カーシェアリングを利用している」は30代が最も多くなっている。「車を利用していない」は、若年層ほど高くなり、20代では約4割を占めた。

  • 車の利用スタイル(年代別)

職業別に見ると、「自分の車を利用している」が最も高かったのは「公務員」(77.1%)で、2位は「会社役員・経営者」(66.1%)だった。一方、「会社役員・経営者」が群を抜いて高かったのが「会社の車を利用している」(19.8%)だった。

都道府県別に見ると、「自分の車を利用している」は、「東京都」「京都府」「大阪府」などの都市圏で低い。「車を利用していない」から逆算した車を"利用している"率を割り出したところ、「福島県」「石川県」「三重県」などでは95%を超える結果となった。

  • 車の利用スタイル(都道府県別)

車に求めるものは何かを尋ねたところ、1位は「燃費のよさ・環境への配慮(ハイブリッドカー、電気式自動車など)」(44.5%)で、2位は「安全性(衝突防止機能など)」(38.0%)、3位は「生活スタイルに合っているかどうか(ミニバン、SUV、スポーツタイプなど)」(37.0%)だった。

  • 車に何を求めますか

男女差で最も差が大きかったのは「小回りのよさ」で、女性が男性を9.5ポイント上回った。一方、「走行性能」は、男性のほうが8.0ポイント高くなっている。年代別に見ると、20代では「走行性能」、30代では「燃費・環境」、40代では「生活スタイル」、50代では「燃費・環境」、60代・70代以上は「安全性」を重視することがわかった。

レンタカーを使用する人に、利用する理由を尋ねたところ、最も多い理由は「必要なときだけ利用できるから」(74.7%)だった。2位は「旅先などで利用・乗り捨てできる」(56.2%)、3位は「駐車場や維持費用が不要」(34.9%)となっている。

  • レンタカーを使う理由

カーシェアリング利用者に、利用する理由を聞くと、1位はレンタカーと同様に「必要なときだけ利用できるから」(87.5%)だった。2位は「購入するより安く利用できるから」(52.1%)、3位は「24時間いつでも借りられる」(39.6%)となった。

  • カーシェアリングを使う理由

自分や家族の車に積んでいるものについて尋ねたところ、1位は「ティッシュ・ウェットティッシュ」(75.8%)だった。次いで「傘」(57.3%)、「ゴミ箱」(42.4%)、「サングラス」(35.8%)となっている。男女別に見ると、男性のほうが数値の高い項目が多く、女性に比べ、車にいろいろと積んでいる人が多いことがわかった。