元プロテニス選手の沢松奈生子が、嵐の二宮和也が主演を務めるTBS日曜劇場『ブラックペアン』(4月22日スタート、毎週日曜21:00~)の第2話にゲスト出演し、ドラマ初出演を果たすことが12日、明らかになった。タレントの島田洋七と夫婦役を演じる。

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    第2話にゲスト出演する島田洋七(左)と沢松奈生子(右)

原作は、海堂尊の小説『新装版 ブラックペアン1988』。舞台となる東城大学医学部付属病院に突如導入されることになった手術用最新医療機器・スナイプを巡る疑惑をきっかけに、外科医としてのプライドを守ろうとする“オペ室の悪魔”こと渡海征司郎(二宮)が、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かっていく姿を描く。

主演の二宮和也をはじめ、竹内涼真、葵わかな、倍賞美津子、加藤綾子、加藤浩次、市川猿之助、小泉孝太郎、内野聖陽らの出演が決定している。

このたび第2話のゲストとして、タレントの島田洋七が、東城大学医学部付属病院の救急救命室に緊急搬送される小山兼人役で出演することが決定。そして、病に倒れた小山を支える妻・好恵役に、現在同局朝の情報番組『あさチャン!』の月曜・金曜レギュラーを務める元プロテニス選手の沢松奈生子が決定した。15歳で全日本テニス選手権を制覇し、その後ウィンブルドン選手権などの4大大会全てに9年連続出場した沢松が、ドラマデビューを飾る。

沢松は「新しい経験を与えて頂き、感謝しております」とコメント。「お話を頂いた時から“ドッキリ”なのではと思い、現場に行ってからも最後の最後まで『モニタリング』かと疑っておりました(笑)」と打ち明け、「実際にカメラが回り、二宮さん、竹内さん、葵さん、そして父ちゃん役の島田洋七さんと対面し、同じ場所で演技している自分にびっくりしました」と語った。

小山は腹部大動脈瘤が破裂しかけ、心臓の僧帽弁疾患も合併しており、急を要する状況で救急救命室に運ばれてくる。研修医の世良(竹内涼真)は救命医から連絡を受け、PHSを掛けながら必死に渡海を探すが、見つけることができない・・・。手術室で焦る世良。そこへ突如渡海が現れ、小山は一命を取り留める。しかし、手術の結果、すぐにでも僧帽弁置換手術を行う必要があることが分かり、高階(小泉孝太郎)はスナイプ手術を提案する。

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■沢松奈生子コメント
まだこのお話が決まる前、『陸王』にご出演されていた松岡修造さんにテニスコートでお話を伺ったことがあるのですが、まさか自分がその立場になるとは夢にも思いませんでした。新しい経験を与えて頂き、感謝しております。お話を頂いた時から“ドッキリ”なのではと思い、現場に行ってからも最後の最後まで『モニタリング』かと疑っておりました(笑)。実際にカメラが回り、二宮さん、竹内さん、葵さん、そして父ちゃん役の島田洋七さんと対面し、同じ場所で演技している自分にびっくりしました。全力で取り組みましたので、是非ご覧いただければ幸いでございます。

■島田洋七コメント
女房役の沢松さんとは初めての共演となりましたが、元プロテニス選手として何万人もの前でプレーされていただけあって、物怖じしない態度で見事にリードして頂きました。今回、久しぶりのドラマ出演にも関わらず緊張はしなかったですが、病人役は初めてで。自分を抜く役者はおらんでしょ、病人役では(笑)。

■プロデューサー・伊與田英徳コメント
『あさチャン!』に出演されている沢松さんの姿を拝見し、“物怖じしない姿”から自分の思いをしっかりと表現される人だと感じました。実際に演じられている姿を拝見し、初めての出演とは思えない堂々たる演技に心打たれました。

(C)TBS